断食救人類の書 92 宿便除去 42 私の宿便除去体験 14
全く予告なしに発症するサイレントキラーの病気が多いのですが、
その兆候は、女性の場合、更年期症の程度によることが分かっています。
2人の子供たちはそれぞれ結婚して、大手の会社に就職し、やっと子育ては終わったと安心した頃から、
急に頭痛、腰痛、足の痛み、冷え、便秘は起こり始めました。
医師の診断では典型的な更年期症と言われ、いろんな薬を処方されました。
そして今度は割れんばかりの頭痛が襲ってきましたので、友人からファスティングがいいのではと勧められ、
検索して近くにあったからと来会されたのです。
また、診断では更年期障害と高血圧という診断でしたから、血圧降下剤を始め、
10種類の薬となっていたのです。
この中には胃に異常も出るかもと胃薬、そして睡眠導入剤も入っていました。
このご婦人は、身長155㎝、体重は78㎏という肥満でした。
10種類のうち半分はまじめに処方されたのを飲んでいたのですが、一向によくならず、
飲んでいるこれらの薬の副作用をネットで調べたら、怖くなってきたというのです。
確かに日本の医療では、すべて対処療法で薬が大量に供与されます。
病気を予防する医学ではありません。
ですからこのご婦人のように真剣に薬の副作用を調べたら、怖くなるのが当然です。
薬を飲まなくても治るのか、調べていたら
ファスティングがいいのではないかと分かってきたので、来会されたのです。
薬を急激に止めると危険なのでわずかの玄米お粥を飲んでいただくことにしました。
そして2週間のファスティングをしていただいたのですが、まず頭痛など痛みが取れました。
その嬉しさで夫の了解を得て、さらに2週間、続けていただきました。
帰られてからも数か月、少食を続けてもらいました。
すると驚くべきことに宿便が出たのです。
それで体重は52㎏になり、何と26㎏の減量です。
そして頭痛、腰痛、足の痛み、冷え、便秘など一切が消えていたのです。
もちろん痛みもありません。快便、快眠で体が軽くなり、
あまりの嬉しさに更年期症で苦しんでいる友達がたくさんいたので、
とにかくファスティングをするように勧められました。
その方の紹介で何人もの方が来会されたのです。
後日談ですが、元気になったので、無駄な人生を送りたくないとある福祉大学に入学され、
勉強されてケアー・ハウスを立ち上げられ、今では数か所にまで発展して、大活躍の日々です。
このケースの場合、宿便を取るまで家庭で夫の協力のもと、継続してファスティングができたことです。