断食救人類の書 ９３ 宿便除去 ４３ 私の宿便除去体験 15

宿便を２回も除去した体験を持つ筆者は、宿便の存在を疑ったことはありませんが、

 

初めて４３歳で宿便を取るまで、そもそも「宿便」とか「断食」とかいう言葉、

 

その存在すら聞いたことがありませんでした。

 

高校時代からクリスチャンであり、内村鑑三の本を熟読しましたし、

 

そのお弟子さんたちの本もかなり読んでいましたが、

 

一切、「断食」についての聖書講義を聞いたことがありませんでした。

 

しかし、聖書には１００回近い「断食」の言葉が出て来ます。

 

そして断食を調べれば必ず、「宿便」が出てくるのですから、

 

そもそも断食をしらなければ、宿便などしるよしもありません。

 

ゆえに今でも誰か伝える人がいないのであれば、知らないということになります。

 

たとえ言葉は知っていても宿便除去した体験を持つ方との出会いがなければ、

 

一生、知らないで過ごしていきます。

 

 

藤樹の宿には、肥満の方がダイエット目的で来られましたら、

 

私は肥満と宿便についてお話をし、宿便除去方法をお伝えしています。

 

これも十数年前のケースです。

 

 

Ｇさんという保険営業マンが、十数年、消化器系のトラブルを抱えて、

 

どうすることもできず私の施設にファスティングに来られました。

 

そして痔の持病もありました。接待ゴルフも辛く、また接待で飲んだ酒も翌日、辛くて、

 

そこに下痢と便秘です。

 

また接待のマージャン、夜遅くまでの酒宴、夕食も深夜に帰ってお茶漬けかカップラーメンなど

 

最悪の食生活で体重は標準を２０㎏もオーバーしている典型的な肥満でした。

 

下痢と便秘が長期間続くので医師に診察を受ければ、レントゲンや血液検査では問題がないので、

 

ストレス性だと言われたのです。確かにイライラも多く、抑えるためタバコは１日２０本、

 

そしてお酒、肉食のこってりした外食も多く、当然、肥満体になります。

 

ある本で自分のこのような体型は、やはりファスティングが最も確実で近道という本を読んで決断されたのです。

 

Ｇさんは、当時、それしかなかったのですが、水だけのファスティングを１週間されて、

 

帰られてから玄米中心の少食をつけていただくように指導しました。水断食だけが良かったのですが、

 

１ヶ月で宿便が出ました。

 

Ｇさんは明るく豪快、快活に見える方でしたが、クヨクヨタイプで神経過敏な方でした。

 

それでストレスがたまり、過食気味になっていたのですが、このファスティングを機に少食にして、

 

体重は２０㎏減量で標準体重になり、同時に宿便除去ですから、

 

即、痔も治り、下痢と便秘が治ったことはいうまでもありません。

 

後日談ですが、胃のトラブルもなくなり、まさに元気パワー充満したＧさんは、

 

株式会社の保険代理店を立ち上げ、県内有数の代理店として、めざましい成長をなしとげ、

 

それだけではなく保険の店頭販売、コンサルも開始されました。

 

常に先頭を切って、ファーストペンギンのように新しい保険販売を開発されて実績をあげておられます。