40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

断食救人類の書 64 宿便除去  13 私の宿便除去体験 07     

 
断食民族でありますユダヤ人の体の中には、宿便などあるはずがありませんから、
 
14世紀にヨーロッパを襲ったペストの大流行でもユダヤ人だけは生き残り、
 
それがかえってヨーロッパで迫害されるという皮肉な結果を生み出しました。
 
日本でも甲田光雄医師が、58年間にもわたり宿便を取れば病気にならない、
 
病気は治ると叫んで来られてもほとんどの方はそれを知りませんし、聞こうとしませんでした。
 
藤樹の宿に来会されるのは関西からの方が大半なのですが、
 
大阪の方に八尾市の甲田光雄医師の存在をあえてお聞きするのですが、9割の方は知らないと答えられます。
 
大阪大学医学部修士課程で医学を修めた甲田光雄医師の58年に及ぶ活躍をしてもこのような状態です。
 
私も「藤樹の宿」オープンしてこの1年間、断食入門講座やカウンセリングで宿便について語ってきたのですが、
 
まずその反応は、大半が半信半疑です。
 
ゆえに私の体験を話すしかありません。
 
確かに宿便を取った状況、そしてその後の自分自身がこのようになったということを話すしかありません。
 
しかし、日本の医学界では認めていないのですから、当然、半信半疑で聞く方が圧倒的に多いし、
 
また、除去しようとしても、除去するまで待てないというのか妥協してしまいます。
 
日本の仏教が、日本古来の自然宗教と習合したように忍耐して待てないかもしれません。
 
待つという時間の感覚が日本の場合、1年単位だからでしょう。
 
聖書の世界、ヘブライイズムの世界では1000年です。ゆえに妥協はありません。
 
日本ではまだ残念ながら、ファスティングが流行であり、自分へのご褒美とか、
 
ダイエット、デトック、リセットなどあくまで自分の体力維持、美の追求にしか過ぎません。
 
ファスティングが宿便目的と言う概念がありません。
 
そして少しばかりファスティングして、まあ、多少は健康になったか、まあいいか、というような妥協となってしまい、
 
宿便除去プログラムは頓挫してしまうのです。
 
これまで多くの方に宿便除去プログラムを提案してきましたが、
 
この1年間、実践して、チャレンジしておられるのは、まだ一人だけです。
 
でも私たち藤樹の宿は、ともかく忍耐して、今後とも私のいのちある限り、
 
宿便除去プログラムこそ健康の基礎づくりであることを一生懸命、宣べ伝えていくしかありません。
 
甲田光雄医師もよくぞ忍耐して58年間、言い続けて来られたと思います。
 
甲田光雄医師は甲田医院で宿便除去の医療活動をされて、
 
その方法は多くの本に書いておられますので、そこで宿便除去された証言は、今も力強く生きています。
 
ゆえに今もかなり有効な宿便除去の方法として、活用させていただいていきます。
 
いずれにしても藤樹の宿では、発酵薬膳による少食の食事を徹底させていきます。
 
そしていつか医療分野の方とも連携していきたいし、
 
いつの日かドイツのように国立断食療養所が日本にも建設される日を待ち望んでいきたいと思います。
 
そこでは宿便除去が第一の医療活動となるでしょう。