40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

ファスティング(断食)で改善可能な症状 97  難病克服体験17 気管支ぜんそく・その2

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説【気管支喘息
 
可逆的な広範な気道閉塞により、ゼーゼー、ヒューヒューという喘鳴を伴う発作性の呼吸困難をおこす疾患で、特定の心・肺疾患によらないものをいう。
気道閉塞は、気管支平滑筋のれん縮、粘膜の浮腫、粘液分泌の増加によりおこる。
病因については古くより多くの説があり、そのこと自体が発症機序の複雑性を物語っているが、主因をなすものはアレルギーと気道過敏性である。
気道過敏性は、気管支平滑筋を収縮させる作用のあるヒスタミンアセチルコリン、メサコリンなどを吸入させて検査することができる。
その反応性は健常人に比べて約100倍も過敏である。このため種々の物理的、化学的気道刺激により喘息発作がおこることになる。
またアレルギーの機序による喘息発症は、主として型アレルギー反応が気道でおき、化学伝達物質が遊離されて気道の狭窄をおこすことによるが、アレルゲンとして重要なのは室内塵(おもにダニ)、カビ類、花粉類、動物の毛やふけなどである。
種々の職業性喘息もある。このほか、気道感染、天候の変化、気温の急激な変化、精神的ストレス、運動、過労、過食なども喘息の誘発ないし増悪因子となる。アスピリンなどの消炎鎮痛剤によりおこる、いわゆるアスピリン喘息もある。発症には遺伝的素因も重要な役割を演じており、遺伝が濃厚なほど小児期に発症する。気管支喘息は、その発症機序によりアトピー型(外因性ともいわれ、アレルギーの関与が明らかなもの)と感染型(内因性ともよばれ、感染が重要な要因をなしているもの)および混合型とに分類されるが、アトピー型のものは10歳以下に、感染型は40歳以後に発病するものが多い。発生率は全人口のほぼ1%である。
 
 
 
 
甲田光雄著「朝食を抜くと病気は治る」
 
 
塩見とき子さん(53歳)の証言(216頁~要旨)
 
 
私は27歳の頃、気管支ぜんそくになりました。
そしていつも温灸をしていました。
しかし、甲田先生の指導で食事療法をして、入院してすまし断食もしました。
入院してから気管支ぜんそくも快方に向かい3年後に完治しました。
腰痛もなくなり、宿便もとれ、頭痛もとれました。
風邪もひかなくなり、目ざめもよくなっています。
私はよく脱線をしますが、そのたびに体の調子が悪くなりました。
特に甘いものが大好きで様々な症状がぶりかえしてきました。
まずパンが増えると便通が悪くなりました。
甘いものが多過ぎると腰痛、頭痛、水虫、鼻炎、のどの痛みが出ました。
そして一番嫌な気管支ぜんそくがぶり返します。
歯茎からも出血します。
爪が剥がれ、指先にひび、かさむけができ、皮膚がただれ、冷え症にもなります。
26年前の骨折したところが痛くなるし、太もも、膝まで痛くなります。
しかし、甲田療法を厳格にしますと、すぐ効果が出ます。そのことを知っていながら私の意志が弱いため、ぶり返してしまいます。
とにかく朝だけでも抜くと調子が戻ってきますので続けます。
 
 
 
 
【甲田医師のアドバイス
 
ともかく塩見さんは大食家で、甘いもの好きなので、しばしば脱線をされます。
そのたびに体調を崩されています。
まだ53歳なのでやり直しはききますが、これを繰り返して歳を経ていきますと辛い状態になります。
甘いものを控え、朝を抜いて、1日2食を続けてください。
 
 
 
藤樹の宿コメント】
 
藤樹の宿は、少食ファスティングセンターです。
これに徹していけばすべての病気は改善されます。
しかし、塩見さんのように食の誘惑には負けます。
ですから、藤樹の宿が必要なのです。
一生涯、少食を続けていきましょう。
塩見さんのように一度、少食の良さを体験することです。
どこで、それは藤樹の宿しかないのです。お待ちしています。
 
 
長い間、甲田光雄医師(故人)の書かれた3冊の本から、断食で改善される病気、そして改善の体験談を紹介してきました。
その回数は94回、病名だけで80種類です。
たくさんの病気があるなかで80種類は少ないのですが、病気の大半は、食べ過ぎにありましたので、少食こそ病気追放の始めです。
さあ、少食の第一歩を藤樹の宿で始めましょう。