ファスティング（断食）で改善可能な症状 46 糖尿病の克服
「奇跡が起こる半日断食」192頁
栗原幸紘 さん・６０歳の証言（要旨）
右ひざに突然、夜も寝れないほどの激痛が走り、痛みを取る対処療法をしていましたところ今度は左目を動かすことができなくなりました。
また、顔がこわばって表情を変えられない鬼の仮面のような顔になりました。
視力は落ちて、運転もできなくなり、詳しく診てもらうと糖尿病でしたので即入院。
２ヶ月入院し、退院しても２年間寝たままで歯科医の仕事もできなくなりました。
その頃は体重が３４kg（身長１６３㎝）でした。足腰も弱くなり、出歩くときは杖が手放せませんでした。
筋肉に力が入らず卓状の醤油さしまで持てなくなりました。まさに生き地獄で、明日の命はないと覚悟して床につく日々でした。
そのときに甲田療法を知りました。
私は歯科医なので近代医学を信じて糖尿病の治療を受けていましたが少しも良くなるどころか悪化するばかりで、甲田療法に賭けてみました。
甲田先生にお会いすると処方箋を渡され、１日２食にしなさいと言われ、その書かれた食養生を始めますと体重が増えてきました。
そして今も標準体重を維持しています。そして仕事にも復帰しています。
歯科医は力がいる仕事です。
細かい神経も使いますが、疲労感がありません。患者さんが二重に見えることもありません。
朝の起床も爽やかで、毎日、ラジオ体操も続けています。
病んでいた期間が長いほど治療にも時間がかかりますので、じっくり腰を落ち着けて取り組んでいきます。
甲田療法を成功させるコツは、自分の病気はよくなると信じ切ることです。
１００％信じ切ることです。
そうすれば私のように健康を取り戻すことができます。
【甲田医師のアドバイス】
私は数多い糖尿病患者を診てきました、栗原さんほどひどい症状を見たことがありませんでした。
すでに末期状態で、一人で起き上がることもできず、体重も３４kgで、本人も死を覚悟しておられました。
私も正直、これはダメだと思いました。
そのような栗原さんがラジオ体操できるようになろうとは奇跡的な回復です。
断食療法の力です。
先日も診察に来られましたが、体重も増加し、血色もよく、別人のようによくなられてお元気でした。
糖尿病に青汁もてきめんに効きます。
また玉ねぎも生で食べると効果が出ます。
また温冷浴も効果がありました。
【藤樹の宿コメント】
栗原さんのような重症の糖尿病を私たちが預かることはできません。
しかし、藤樹の宿にはいろんな病気を持つ方が来られます。
そして心から寄り添ってサポートしていくことです。
ただ自然治癒力を支援することです。
