ファスティング(断食)で改善可能な症状 30 慢性C型肝炎の克服
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1・どんな病気か
常、6カ月以上にわたって肝炎が続く場合を慢性肝炎といいます。
ウイルスに感染後、急性肝炎を発症しても、ほとんど症状は現れません。
しかし、無治療だと約7割でウイルスは排除されず持続感染に移行します。
この状態になると自然治癒するのは極めてまれで、大部分の人が慢性肝炎になります。
C型慢性肝炎ではHCV抗体が陽性を示します。
日本国内でHCV抗体が陽性の人は、150~200万人いると推測されています。
年齢は40代以上に多く、輸血などの医療行為による感染が背景にあることが知られています。
C型慢性肝炎は、放置すると肝硬変(かんこうへん)や肝がんに移行する危険のある病気です。
しかしその進行はゆるやかで、C型慢性肝炎だけでは命にかかわることはありませんが、放っておくと10~30年かけて確実に肝硬変、肝がんへと進行していきます。現在、肝がんの約8割でHCV抗体が陽性です。
2・原因は
HCVに冒された肝細胞は、免疫機能によって破壊されては再生しています。
この修復の過程で、肝臓では10~30年以上かけて線維化(皮膚の傷跡のように、元どおりに再生せず硬くなってしまうこと)が進み、次第に肝臓は「結節」(こぶ)ができて硬くなっていきます。
「奇跡が起こる超少食」175頁 【石田博之さん・48歳証言の要旨】
小学校の教員時代、体の不調が続き、それを吹き飛ばすため暴飲暴食の日々でした。
そして毎日、様々な不調が襲い掛かってきました。
めまい、吐き気で病院に行くと確かに肝機能低下はありましたが入院するほどではないと4、5軒くらい病院を転々としました。
最後の病院では、処方された薬を飲んだら体重が20kgも増加しました。
異常な増加で精神病まで疑われてしまいました。
そして気が付けば9種類の薬漬でした。
そしてある方から甲田先生の本を勧められて読んでみたら同じような症状の方が改善されたのを知り、甲田医院に入院。
そしてC型肝炎と診断され、甲田療法を受けました。
するとみるみるういちに良くなっていきます。
そしてすまし汁断食もしました。
断食をしてみて、まさに体の中に眠っているエネルギーや能力を目覚めさせてくれることを体験しました。
この50日間の入院で宿便も取れました。
退院してからも甲田療法の食事を続け元気になって教員の仕事を続けています。
【甲田医師のコメント】
ところが私のすすめる療法で治るというと周囲の医師は誰も信じてくれませんが、慢性肝炎は動物性タンパク質をいっさいとらず、少食で肝機能の成績が良くなります。
肝炎に質の良い食事は盲信してはなりません。
【藤樹の宿のコメント】
甲田医師は石田さんに勧められたのは、すまし汁の断食です。
石田さんの体験された断食を藤樹の宿で味わうことができます。
現代医学の常識とは違うファスティングを体験すれば、思わぬ結果が出るのです。
一度、「発酵薬膳ファスティング」を体験してみてください。