ファスティング（断食）で改善可能な症状 31 関節リウマチ
Yahooヘルス
１・どんな病気か
「リウマチ」とは、もともとギリシア語の「流れる」という意味をもつ言葉で、筋肉や関節に痛みと炎症を引き起こす病気の毒素が、体のあちこちに流れていって引き起こされると考えられていたために名づけられたものです。
「リウマチ性疾患」とは、関節、筋肉、骨、靭帯などの運動器に痛みとこわばりを起こす疾患。
関節リウマチは、関節の内面をおおっている滑膜かつまくという膜に炎症が起こり、進行すると軟骨・骨が壊れていく病気です。
日本では、関節リウマチの患者さんは60～70万人いるといわれています。
他の国でもだいたい人口の0.5％くらいの患者さんがいます。
この病気にかかるのは主に女性で、男性の約5倍くらいで、30～50代で最も多く発症します。
２・原因
残念ながらまだ不明というのが現状ですが、この病気にかかりやすい遺伝的な素質があって、ウイルスなどの感染などが引き金となって発症すると考えられています。
ただ、病気になる素質はある程度遺伝しますが、実際に病気が遺伝する確率は非常に低いと考えてよいと思います。
また、生活習慣では、喫煙が関節リウマチの発症や症状の悪化に関係しているということが最近の報告で明らかとなっています。
３・症状
関節リウマチの主な症状は、朝のこわばりと関節の痛み・はれ（関節炎）です。
発熱、全身倦怠感、体重減少、食欲不振といった全身症状を伴うこともあります。
朝のこわばりは、朝起きた時、何となく手の指が硬くて曲げにくい、手の指がはれぼったい感じがするという症状で、同じような症状が足の指や四肢全体にみられることもあります。
この症状は、更年期の人や他の病気でも軽度ならみられることもありますが、関節リウマチでは、通常30分以上から数時間と炎症の度合いに応じて長時間続くことが特徴です。
関節炎は、最初は手首や指の関節に起こる傾向があります。
指の付け根とその次にある関節によく起こり、一番先端の関節にはあまりみられません。
逆に、一番先端の関節だけに痛みやはれがある場合は、ほとんどが変形性関節症（ヘバーデン結節けっせつ）です。
進行すれば大きな関節に及び、背骨やあごを含むほぼ全身の関節に現れることもあります。
また、両側の関節に対称的に出てくるのも特徴です。
４・治療
【甲田医師の対処法】
原因不明で治りにくい病気ですが、断食で改善された方が多いのです。
そして大阪大学、浜松医科大、愛知医科大、サンスターの協力で関節リウマチに長年苦しんだ方の合宿をしました。
そこでは本断食も行い、断食は関節リウマチに効くことが証明されました。
また宿便が出ると特に目立って痛みがなくなり、宿便の滞留と関係があるようです。
国際リウマチ治療学会でも断食療法の有効性をドイツのバッハ博士が発表されています。
【藤樹の宿コメント】
身近な方で関節リウマチに長年苦しんだ方がおられましたが、韓国の断食施設で本断食をしたところ完治されました。
藤樹の宿では、本断食（水だけの断食）はしていません。
関節リウマチは、藤樹の宿の発酵薬膳ファスティング方式で改善されるのではないかと思います。
原因不明の病気は、断食と食事で改善されることがままあります。
まずは藤樹の宿でお試しを。
