ファスティング(断食)で改善可能な症状 90 難病克服体験10 シェーグレン症候群
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説【シェーグレン症候群】Sjögren's syndrome
全身の粘膜乾燥を特徴とする症候群で,1933年にスウェーデンの眼科医 H.シェーグレンが初めて報告した。
しばしば膠原病や自己免疫疾患を合併し,また,細網内皮系の悪性腫瘍に合併することもある。
20~40歳代の女性に多発する。根本的な治療法はなく,対症的に人工涙液,人工唾液,パロチンなどが用いられる。
甲田光雄著「朝食を抜くと病気は治る」
山村志津子さん(60歳)の証言(182頁~要旨)
数年前に突然、体に痛みが走り目が覚めると右腕がグローブのように膨れ、両ひざはこん棒のように腫れて、ベッドから起き上がれないような状態になりました。
しばらく整体院になどに行っていましたが、そのうちに腱鞘炎で痛み、のどの下の分泌腺が腫れてきました。
病院で診察を受けたらシェーグレン症候群と多発性関節リウマチでした。いずれも現代医学では治せないという難病でした。
その後、体の痛みもありましたが次第に回復し、生菜食を続けています。
そして5年になりますが、炎症も軽くなり、体調もよくなってきました。
リウマチの痛みも以前よりは和らいでいますが、ステロイド剤を発症当初から飲んでいますので、免疫力の低下が心配です。
貧血も改善され、コレストロールも下がっています。
甲田先生は、「いきなりステロイド剤を止めるのではなく、あせらずにゆつくり今の食事を続けていきなさい」と言われます。
食事を抜いても間食せず、便通もよくなりました。
【甲田医師のアドバイス】
膠原病の一種であるシェーグレン症候群と多発性関節リウマチは難病です。
現代医学に頼ることはよくありません。なぜか根本治療がないからです。
一時的に炎症や症状を抑えるだけなのです。
山村さんはあせらずにこの療法を続け、徐々にクスリを減らしていき、最後には断ち切るようにしてください。
【藤樹の宿コメント】
藤樹の宿にも長期にわたってクスリを服用し、なかなか手放させない方が来られます。
その場合、藤樹の宿方式の食生活をとにかく継続して、少しづつ手放していくようにおすすめしています。
一気に中止することはリスクをともないます。