ファスティング(断食)で改善可能な症状 76 風邪
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説
風邪 cold
感冒ともいう。鼻,のど,気管支などの粘膜に起る炎症性の病気の総称。風邪症候群と呼ぶほうが正しい。
ウイルスの上気道感染によるものが多いが,一般にインフルエンザとは区別されている。
多くは,疲労,寒冷などのストレス刺激が関係しており,頭痛,微熱,不快感,上気道炎,鼻炎,各種のアレルギー症状,ときには胃腸障害などの症状もあるが,2次感染がなければ安静だけで軽快する。
いわゆる「風邪」の大部分は,ウイルス性疾患とみられるようになって,インフルエンザとの境界は曖昧になってきているが,普通の風邪症候群とは違って,高熱や関節痛が起り,全身症状が現れる。
咳やくしゃみの際の飛沫によって感染が広がり,急激に流行する。病原体のウイルスは大別してA型,B型,C型の3種類がある。
インフルエンザは史上しばしば世界的流行を示しており,開発された各種の予防ワクチンも十分な効果をあげるにいたっていない。
甲田医院独自調査(新たに朝食抜きの半断食を1ヶ月実践した方の病気別有効率)
76%(の方が改善された)病気
風邪(「甲田療法の集大成・朝食を抜くと病気は治る」102頁)
【甲田医師のコメント】
朝食を抜く1日2食の少食断食にしますと免疫力が高まり、風邪を引きにくくなります。少食にすると免疫機能が活発になることは数多い実験で明らかになっています。
ニューヨークのマウンサイナイ医科大学のグロス教授は、食事量を厳しく制限したネズミと満腹まで食べさせたネズミに対して、放射線を照射して、発がん率を調べましたところ、満腹ネズミは100%がんになりましたが、制限されたマウスはなりにくいという結果だったそうです。
がんの発生は免疫機能と密接な関係があります。がんになりくいということは免疫機能が充分に働いているということを証明しています。
【藤樹の宿コメント】
私は風邪を引いたらまずファスティングとよく話します。
同時にがんになったらやはりまずファスティングです。
甲田医師のいわれるように免疫力が高まるからです。