40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

超少食実践者コルナロの超少食はファスティング(断食)だった

「無病法」を読みますとサブタイトルは「極少食」と名付けていますが、甲田療法では、
少食はすでに半日断食として位置づけられていますので、極少食ならばすでにれっきとした断食です。
しかし、断食とはコルナロは直接に語っていませんが、藤樹の宿では、極少食=超少食=断食という定義ですから、
藤樹の宿で今、実践していることは、非常に重要な提言なのです。
ですから「コルナロ語録」が終わり次第、今度は、甲田光雄医師の遺言的書物となりました
「あなたの少食が世界を救う」という本をベースにして藤樹の宿方式の「超少食(ファスティング)で救国,救人類」を連載していきます。
さて、コルナロの活躍したイタリアはルネサンス期の黄金時代でした。
ルネサンスは「再生」「復活」を意味するフランス語ですが、古典古代(ギリシア、ローマ)の文化を復興しようとする文化運動です。
14世紀にイタリアで始まり、やがて西欧各国に広まっていきました。
イタリア・ルネサンスの時期としては、14世紀中頃のペスト流行以降、宗教改革後のトリエント公会議1545-1563年)までとされています。
このような文化の花開いた時期に健康、長寿の小冊子や書簡をまとめたコルナロの健康本は、
コルナロの多彩な活躍とともにイタリア全土ばかりではなく、ヨーロッパに広く知れ渡っていきます。
コルナロの提唱した超少食はまさに食を最小限度に絞り込み、自然のものを少量でかつよく吟味して食べ、
消化に必要なエネルギーや酵素を無駄に消耗しないようにすることでした。
これにより食事がもたらす悪性的な害毒を外に出し、老廃物を体内に溜め込むことがないのです。
ですから体内環境が本来、あるべきところに戻り、免疫力がアップし、体の修復機能が保たれ、病気にならないのです。
たとえ何らかの原因で病気になっても強力な体内の修復機能がありますので、病気は即座に治るわけです。
この仕組みは今日も同じで、超少食にすることは、病気にならない体を形成します。
コルナロは102年の生涯で馬車の事故に遭遇し、全身に大けがをして余命いくばくもないといわれた時があります。
しかし、コルナロは医師たちの処方をすべて断り、超少食の食事を続けて、怪我を完全に治したのです。
この事実の前に医師は何の反論もできなかったようです。
また、コルナロの食事があまりにも少ないので周囲の人々がもう少し食べたらとしつこく勧めるので、
彼らを喜ばそうと量を増やしたところ、体調が崩れ、しかも気分も変わって、昔の短気な性格に戻り、すぐさま元に戻したのです。
これは私も同じ経験をしています。