40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

超少食実践者 コルナロ語録・解説 07  自分自身が最高の名医となる

【コルナロ語録 07】
私の勧める超少食を取り入れた者は、自分自身が自分の医者となるのだ。
しかも最も優秀な医者にである。つまり言い換えると、
「自分の体にとって、自分自身以外には、最高の名医はいないということである。
人の体質は、それぞれ違っているので、試行錯誤して、経験しなければ、
自分に適した食べ物は選択できないのである。
私は古いワインは合わない。新しいワインは良い。
長い経験から判断してみて、差支えないものと思われるものでも悪いというものも少なくないのだ。
だから自分以外の人は、医者も含めて、
いったい誰が個人の体質以外の食べ物の良し悪しを正確にきめることができようか。
他人のことがよく分かる名医なのはいないのである。自分にとって自分自身より良い導き手はいないのである。
また節食(超少食)より優れた名医はいないのである。
私はだから医者が不要だと言っているのではない。通常は、飽食で生じた病気には医者の助けも必要である。
しかし、健康を維持するためだけならば、食を節した規則的な生活習慣に勝るものはないのである。
この節食(超少食)こそ、たとえあなたが虚弱な体質であろうとも、健康な日々を毎日続けられ、
100歳まで、いやそれ以上に至るまで私は約束できる。
しかも病気で苦しんで死ぬのではなく、自然死により天寿をまっとうできるのである。
 
(83歳の講和-01「無病法」35-36頁から)
 
 
 【解説 07】
コルナロはいくつか聖書から自由に引用しています。
まず、「古いワインは合わない。新しいワインは良い」は新約聖書のイエスの言葉です。
 5:37 また、だれも、新しいぶどう酒を古い革袋に入れたりはしない。そんなことをすれば、新しいぶどう酒は革袋を破って流れ出し、革袋もだめになる。
 5:38 新しいぶどう酒は、新しい革袋に入れねばならない。
 
上記の聖句は、断食問答のところです。
コルナロはここを引用していますので、おそらくコルナロの超少食が、断食なのだという自覚は明白です。
甲田光雄医師が、超少食は断食と定義しておられる通りなのです。
私たちは超少食を身に着ければ、誰でもあなた自身が名医なのだと言いいいますが、その通りです。
最大の名医はあなた自身なのです。
しかし、それはあなたが少食を実践している限りにおいてです。
飽食三昧の場合は、医師でしかそれを治す者がいないというのは、
かなりコルナロは飽食に溺れている者を風刺しているわけです。
藤樹の宿では、来会してくださる方には徹底したカウンセリングと
健康セミナーと少なくとも3ヶ月の適食のプログラムを提案しています。
これに忠実に従っていただく方は、まさにコルナロがいう「あなたこそ名医」なのです。
あなたは名医になれるのです。
さあ、あなたの名医をめざして第一歩を藤樹の宿から踏み出しましょう。