ファスティング（断食）で改善可能な症状 29 肥満（病）03 半年で１５ｋｇ減量、腰痛と息切れが解消

「奇跡が起こる半日断食」１０人のダイエット体験談　03　正源司渡　さん　４９歳の証言（要旨）

 

 

私の経営する会社の社員が、６２歳で急死しました。

突然、起こった腹部の大動脈瘤破裂でした。彼

は早寝早起き、酒もたばこも飲まず健康的な人がどうしてと大変、ショックでした。

後で分かったのは血中脂肪が高く、いわゆる「隠れ肥満」だったようです。そして自分は身長１６０㎝で体重７４ｋｇと彼以上に不健康で大きなリスクを負っている。

死と隣り合わせだと気づきました。暴飲暴食、肉と油もの大好きで健康と名のつくもの大嫌い。

トンカツを食べてもキャベツは絶対食べないなどです。

ですから体は重い、寝起きが悪い、腰痛があるなど気になる体の症状をたくさん抱えていました。

そのような時にある断食合宿に誘われ、そこで甲田医師の著作を知りました。

その本を読んでまず大好きな肉、油ものは一切やめることを決意しました。そのかわりに野菜、魚などからだにやさいいものを食べました。

そして体重は何と５９ｋｇに減ったのです。

３ヶ月で１５ｋｇ減です。からだも軽くなり、腰痛も消えました。

体型もすっかりかわり、友達から病気でやせたのかと心配されましたが、私はすこぶる元気はつらつとなりました。

そして身体が軽くなりましたので、ホノルルマラソンに初挑戦し完走しました。

身体がすっきりしただけではなく、頭もすっきりしました。

また対人関係にも忍耐強くなりました。

また食べたいという欲求、感情をコントロールできるようになったからだと思います。

また、理想体重５１ｋｇをめざします。

 

 

【甲田医師コメント】

理想体重５１ｋｇの道を教えます。昼食は抜きましょう。

水とお茶はふんだんに摂ってください。

昼は５種類の生青菜をミキサーで砕いて青汁１８０ml、ニンジンの絞ったもの１８０mlを入れます。

お腹が空けば、ハチミツ３０ｇを入れてください。

夕食は６時にしてください。

内容は昼と同じでそれにプラス生玄米の粉１５０ｇにハチミツ３０ｇを入れ、豆腐３００ｇ。

これを２、３ヶ月すれば５１ｋｇになります。

 

 

【藤樹の宿コメント】

 

まさに甲田療法で６１ｋｇから５１ｋｇまで減量する極意です。

しかし、藤樹の宿では、この方法は賛同できません。

やはりリバウンドもありますし、これを２ヶ月も継続できないからです。

藤樹の宿方式は、玄米菜食プラス発酵薬膳でファスティングをしていただき、これを生涯、続けていくことです。

それと甲田医師のＢＭＩ方式標準体重計算式は厳しく、ストイックすぎます。

基本数字を２０にするというのは、藤樹の宿では適用していません。

２２で十分なのです。

 

参考までに藤樹の宿では、３通りの標準体重を求める計算式で下記を採用しています。

 

BMIの理想値である22.0から逆算する方法が一般的です。

 

 

標準体重＝（身長×身長）×22÷10,000