40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

ファスティング(断食) 初級編 29  どのような断食を選ぶべきか 09  種類04 1日1食について

1日1食の提案は、南雲医師の本がベストセラーになって、テレビ、雑誌でずいぶん取り上げられましたが、私はこの時から、南雲医師の提言には懐疑的でした。
1日1食ですが、何と南雲流の提案では、わずか1日500㎉しかありません。
南雲医師は、これで20歳若返ったということが全面的に書かれてありますので、「1日に500㎉にすると20歳も若返るぞ」ということだけがかなりマスコミに取り上げられ、一人歩きをしてしまいましたが、これは極端な超少食断食です。
これを継続しようとすると対人関係や家族でもかなり大きな問題が発生します。
私は甲田医師の1700㎉が最も実践可能な数字だと確信します。
特に甲田医師の提案では、お酒や果物など含めて、50㎉の遊びを残 しておられます。
私もまだ2ヶ月しか経過していませんが、このような遊びが大事ではないかと思います。
南雲流だとまず、力仕事ができません。
しかし、1700㎉だと肉体労働も問題ではありません。
私たちは多様な人間関係の中で住んでいますので、結婚式や接待などの会食を避けることはできません。
時には、やや少し食べ過ぎることもあるでしょう。
また、家族全員ができない場合もありますので、どうしても1700㎉をオーバーした場合はどうするかですが、やはり短期断食、つまりプチファスティングを実行するしかないのではないかと思います。
甲田医師は一生涯、これを継続するように配慮して、1700㎉運動を提唱されました。
私は、この運動を略してSHK(seventeen hundred  kcalとしたいと思います。
この実践には、どうしても私の体験から、ファスティングをまず実践して、今までの肉、油、ジャンク食品まみれの飽食を喰い改め、からだをリセットしてからにしていただきたいのです。
でないと以前の食習慣を引きずり、いつでもそこに引き戻されていまいます。特に5つの中毒をもたらす悪魔(注1)にコントロールされておられる場合、断食をして、完全な断ち切りをしていただきたいのです。
 
かつて麻薬中毒の方からお聞きしたことがありますが、「薬物を自分のからだから完全に出し切るのは、断食しかないというのは、中毒者ならみんな知っているよ」ということでした。
5つの中毒は、多くの方が知らないうちに無自覚で巻き込まれています。
これらの中毒は、麻 薬中毒と同じく、断食しかその呪縛からの解放はあり得ません。
そこから逃れて自由になりたいと思われる方、ファスティング(断食)の効果を体感したい方は、「藤樹の宿」にお越しください。
お待ちしています。