40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

少食を実践する効果 02 少食の絶大な効果 02 少食を貧しい人に回す 

3・一食献上で飢える人々を助ける

甲田医師は、少食で節約したせめて1食分を飢えた民を救うということに回す、

一食献上を提言されています。

立正佼成会など宗教団体が実行しているといいますが、

日本でこの一食献上は果たして可能なのかです。

日本教が支配するこの国ではできないでしょう。

今、世界ではこれを実施しているのは、イスラム教徒のラマダーン(注・01)です。

イスラム教徒(注・02)は、世界でどれだけの人口がいるかです。

現在16億人ですが、このイスラム教徒が断食を一斉にするのが

ラマダーンでこの期間に甲田医師の提言されたこと以上の断食をした分を

貧しい、弱った人たちに分け与えることを実行しているのです。

甲田医師のような提言ではなく、

事実、世界各地のイスラム教徒たち16億人が実行しているのです。

日本は一神教を受け入れる下地が全くなく、

甲田提言は残念ながら提言で終わりなのです。

 

 

ラマダーン(注・01)

ラマダーン」を、断食のことと誤って捉える人も少なくないが、

ラマダーンとは、あくまでもヒジュラ暦における月の名である。

ただし、ラマダーンという言葉が断食を今日では意味することも増えてきている。

ヒジュラ暦で9月を意味するラマダーンに、

コーラン預言者ムハンマドに啓示され、イスラム教徒にとって、

ラマダンは「聖なる月」となった。

この月において、ムスリムは日の出から日没にかけて、

一切の飲食を断つことにより、空腹や自己犠牲を経験し、

飢えた人や平等への共感を育むことを重視する。

また親族や友人らと共に苦しい体験を分かち合うことで、

ムスリム同士の連帯感は強まり、

多くの寄付(ザカート)や施し(イフタール)が行われる。

断食中は、飲食を断つだけではなく、喧嘩や悪口や闘争はない。

 

イスラム教徒(注・02)

【ニューヨーク=共同】世界の宗教別人口は現在キリスト教徒が最大勢力だが、

2070年にはイスラム教徒とキリスト教徒がほぼ同数になり、

2100年になるとイスラム教徒が最大勢力になるとの

予測を米調査機関ピュー・リサーチ・センターがまとめた。

両者の勢力が伯仲するのは人類史上初めてだとしている。

同センターは世界人口をキリスト教イスラム教、ヒンズー教

仏教、ユダヤ教伝統宗教、その他宗教、無信仰の8つに分類。

地域別などに人口動態を調査し、10年から50年まで40年間の変動予測を作成した。

10年のキリスト教徒は約21億7千万人、イスラム教徒は約16億人で、

それぞれ世界人口の31.4%と23.2%を占めた。

イスラム教徒が住む地域の出生率が高いことなどから、

50年になるとイスラム教徒は27億6千万人(29.7%)となり、

キリスト教徒の29億2千万人(31.4%)に人数と比率で急接近する。

40年間のイスラム教徒の増加率は73%で、

キリスト教徒やヒンズー教徒の増加率の2倍以上に達する。

現在、世界最大のイスラム教国はインドネシアだが、

調査は50年にはインドがヒンズー教徒の優位を保ちつつ、

イスラム教徒の数が世界最多の国になると予測している。

50年までの変動がその後も継続すると仮定した場合、

70年にはイスラム教徒とキリスト教徒が世界人口の32.3%ずつで拮抗し、

2100年にはイスラム教徒が35%に達して

キリスト教徒を1ポイント上回ると予測している。

(2015年日経新聞