40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

医学は進歩してもなぜ病人は増加していくのか

現代医学は進歩し、日本人の軽金寿命は世界トップレベルですが、

周囲には病人が多いのは何故か、と甲田医師は問題提起しておられますが、

その通りで

私が住んでいる村落の隣組は12軒ありますが、

まったく病人がいない家は一軒もありません。

奥さんがガンで入退院、脳内出で治療中とか、

ご主人は心臓病や糖尿病、子供はアトピーなどで

結果的に甲田医師の言われる1億総病人化となっているというご指摘の通りです。

私の最初の妻は心筋梗塞で急死し、二番目はガンで死亡しています。

また、若い方でも体が重くてだるく、そこから解放されたい、

根気が続かないという方が実に多いのです。

また中高年では、高血圧、腰痛、膝の痛みなどを抱えている方が大半です。

そしてマスコミではガンになるのは2人に1人の時代になったといいますが、

確かに周囲にガンの方が多く、

この小さな125軒しかない南船木でも知っている方々が、

高齢になってガンで亡くなられる方が最近も相次いでいます。

医学が進歩すれば病人は減るのではなく、増加していくとは一体、なぜなのか。

まず甲田医師の見方から紹介します。

 

1・このような1億総病人化の原因は、

自然の法則から大きく逸脱したから生活を続けているからだではないか、

最大の要因は環境汚染。

冷暖房の完備した近代建築で皮膚機能の鍛錬から遠のいている。

また、自動車、その他便利な交通機関で足腰が衰えている。

 

2・農薬、食品添加物による不自然化された飲食物を常用し、

体質が劣悪化している。

 

.3・人口増で人間関係の複雑化で精神的ストレスからくる

心因による病気の増加などで

このような近代文明が生み出した総決算が、病苦としてうけとることになっている。

ではどうしたらいいのか。正しい自然の法則に戻る生活を回復することであり、

いのちを大切にすることを基本にすべきではないか。

まず、人間のしあわせの第一は健康であることです。

そのために様々な健康法を人々は実践しています。

しかし、いのちを第一とすることとは何かです。

 

1・自分の命を第一として、様々な健康法を実践していても

自分の命だけでは健康になれません。

 

2・しかし、自分だけ大事にしていて他人の命を粗末にすることであれば問題です。

自分で食べるものは安全であっても市場に出すのはそうでない、

利益優先、自己中心の差別思想が根底にあるのではないか。

 

3・市販の食品に有害なものが多すぎます。

市民運動で阻止の運動をしてもそれ以上に販売されて手の打ちようがない有様です。

 

4・これらは自分だけが良ければ、相手はどうなってもいいのだという

現代社会の問題があります。

自分の健康は、自分だけ守るだけのではダメなのです。

 

5・さらに人間だけではなく、

動植物の命も大事にしないと本当に健康になれないのです。

スーパーでサンマ一匹をあちらが安い、高いと言って命をモノのように買い、

動植物をあくまで人間中心にしか考えない生き方が普通になっています。

しかし、一粒の米、一枚の葉でさえも大切な命として

無駄にしない生き方が本当の健康法ではないかと思います。

これが少食の思想です。

この甲田医師の考え方は正しいのですが、甲田医師は仏教徒ですが、

私は牧師もしていたキリスト教徒ですから、

その立場でもこれからコメントして、聖書の少食思想を述べていきます。