40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

玄米菜食 101 玄米菜食リバイバルを起こそう 60 ガンにならないための正しい食事術を学ぼう 03 ガン予防の決め手 03 開けゴマの驚異的なパワー

幼いころ読んだ「アリババと40人の盗賊」では、

「開けゴマ」と呪文を岩戸の前で唱えたら岩戸が開いて、

その奥には盗賊たちが蓄えた金貨、宝石がざくざくと出て来るシーンがあります。

またアメリカの幼児向け番組で日本でもNHKで放送された

「セサミ(ごま)ストリート」もゴマ(胡麻)ですが、

なぜセサミ(胡麻)が欧米で使用されるか、

それはゴマは驚異的なパワーある食べものとして貴重であり、

栄養価よりも薬効があると宝石並みに貴重なものなのです。

ゴマ(胡麻)の原産地は、アフリカのサバンナ地帯です。

エジプトのナイル川流域では、紀元前3000年以前にはすでに栽培されていたのです。

古代エジプトや古代メソポタミアでは食用だけでなく、

灯火用、香料や薬として利用されていたのです。

ごまは脂質を50%以上含みながら、酸化しにくいために貯蔵性も高く、

たんぱく質も20%程度含まれています。

他の雑穀類や果菜類と比べても栄養価の高い作物だったので、

さまざまな地域へと広まっていったようです。

アフリカ生まれのゴマは、ふたつのルートで世界の色々な地域に広まっていきます。

ごまには熱帯型と温帯型があり、熱帯型のごまは、

アフリカから「海路」でインドに伝わります。

インドでは紀元前3000年頃栄えたモヘンジョ・ダロ遺跡からごまが出土し、

当時かなりの量のごまが栽培されていたことがわかっています。

その後、東南アジアへ渡り、オーストラリアに広まったといわれています。

一方、温帯型のごまは「陸路」を取り、古代オリエントメソポタミア

エーゲ・クレタを経て、ギリシャ文明へ受け継がれます。

その後、アレキサンダー大王の東方進出によって東西貿易が促進され、

ごまはシルクロードを経て中国や朝鮮半島

そして日本にまで広まったといわれています。

ゴマは生まれ故郷のアフリカから約1万5000km以上もの長い道のりを経て、

日本にたどり着いたのです。

聖医ヒポクラテスは、

「ゴマは活力を生み出す優れた食品である」と明言しています。

中国の文献でも同じことが書かれており、臓器を活性化し、

骨、脳を若々しくして老化を防ぐスーパー健康食です。

つまり抗酸化性です。ガンの元凶である活性酸素を弱めて、

追い出す抗酸化性の代表格であるゴマは近代科学の分析で

一層、そのゴマパワーが分かってきました。

そして高額な天ぷら屋さんは必ずごま油を使用しています。

高脂血症は治療薬をはるかにしのぐパワーを持っていますし、

病気の9割が活性酸素だといわれ、ゴマはそれらを叩き壊してくれます。

古来から「ゴマは若さを保つ秘薬」と言われるわけです。

また心筋梗塞脳梗塞などの原因となる

血管の悪玉コレステロールの沈着を防いでくれます。

当然、血圧も安定しますので、血圧降下剤を飲むぐらいなら、

玄米ご飯にゴマをしっかりかけて食べた方が効果があります。

ガンの原因はフリーラジカル(酸化)でありますから、

当然、ガンを抑制してくれます。

抗がん剤は恐ろしい副作用をもたらしますが、

ゴマはそのような心配がありません。

ゴマは特に皮膚がんに効くといわれています。

特に黒ゴマです。

初期の皮膚がん患者に黒ゴマペーストを塗布したら発がんは

40%減ったという実証研究があります。

それゆえにクスリを飲むぐらいなら、

ゴマの料理をしっかりと食べた方がましなのです。

これはごまかしなしの真実な話です。

「開けゴマ、そこに健康という宝がある」です。