40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

健康リスクマネジメント 231  空腹は最大の力なり 07 胃と肝臓を休息させる空腹時間 02 肝臓は叫んでいる 

このように肝臓はこまめに働いて重要な役割を果たしているのに

沈黙の臓器なので、黙々とただ働くのみですが、ここで食事を3食とって、

食べ物を休むことなく、消化機能の肝心かなめを担う臓器に送り続ければ、

フル回転で、疲弊してしまうので安息が必要なのです。

ユダヤ人が今も安息日を厳守するのは、

こうした沈黙の臓器を休息(安息)させるためでもあるのです。

そして肝臓が疲弊(肝機能低下)すれば、本来解毒されるはずの老廃物は、

ろ過できなくなるためそのまま体内に残ります。

エネルギーとして代謝しきれなかった栄養は中性脂肪となり蓄積されます。

体にとって不要なものがどんどんたまっていってしまうことに加え、

エネルギーが作れなくなってしまうことで、

体を動かすことがつらくなってしまいます。その肝機能低下の主な症状は

 

・お酒を美味しく感じなくなった

・食欲低下(特に脂っこいものを欲しなくなった)

・足がむくむ・お腹が張る

・検診で肝機能異常を指摘された

 

などです。沈黙の臓器だけにこのような症状が出たら

 

・肝炎

脂肪肝

・肝硬変

・肝臓がん

などを疑い、

医師の診断も必要ですがまずは肝臓を休ませることを第一とすべきです。

そして空腹を長時間する私たちの提唱します超少食ファスティングを実践しましょう。

私たちは食べるとは口にものを入れたら終わりではなく、

その前に働いてくれている臓器に安息を与えるという配慮が必要なのです。

肝臓をはじめ、あらゆる臓器が口から入ってくる食べ物の消化のために

毎日、休むことなく働いていることへの感謝の恩返しをしなければならないのです。

「恩返し」が国民的テレビドラマとなった「半沢直樹2」のテーマでしたが、

まさに私たちの臓器への恩返しが、空腹にするという恩返しなのです。

消化器官の中で最重要の肝臓ですが、やはり肝機能障害の最大の原因は、

アルコールの飲み過ぎなのです。

飲酒量が多く、期間が長いほど肝臓への負担が高まり、

さまざまな肝臓病の原因となります。

高島市に来て驚いたのは、

5リットルのペットボトルに入ったウィスキーや焼酎を買っていく

中高年男性をよくみかけることです。

これは止めてほしいと叫びたくなるほどです。

そしてもう一つの要因は、高血圧です。

特に中高年に見られる内臓肥満を伴う高血圧は

年数が経過するごとに最大血圧が高くなり、

肝機能にはかなり重大な影響を及ぼすのです。

なぜこのように臓器を痛めてしまうのでしょうか。

それは沈黙する臓器だからこそ気が付いた時は遅いのです。

その怖さを知らなすぎるのです。