40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

断食救人類の書 279 少食は救国、救人類となる 65 少食ファスティングはなぜ必要か 15   日本を狂わした肉食文化  07

チャイナ・プロジェクト(チャイナスタディ)は、

動物性たんぱく質(肉、乳製品、卵等)こそ発がん物質そのものだと

近代栄養学を全面否定したのです。

全カロリーでたんぱく質群が20%を超えると初期のがん発症は5倍に増加し、

5%以内の低たんぱく群ならばほとんど発症しないという結論が出たのです。

戦後、豊かな食生活とは、

肉を中心とした高たんぱく質だと世界中が信じ切っていましたので、

大ショックな訳です。

アメリカの食品医薬局の調査では、

たんぱく摂取量を20%増やすと11倍ガンの病巣は増加すると発表しています。

しかし、半分に減らしたら、がんも半減したのです。

このことからたんぱく質にガンのONとOFFがあるのだというのです。

つまり低タンパク質こそガン予防になるということなのです。

しかも、動物性たんぱく質は、植物性たんぱく質(主に小麦粉)より

8倍もガンを発生させるというのです。

またイリノイ大学では牛乳を飲む女性は

乳がんになりやすいという研究結果も発表されています。

さらに動物性脂肪といえばバターですが、

バターをたくさん食べ、肉をたくさん食べる女性も乳がんが多いというのです。

またチャイナ・プロジェクトの調査では、

アメリカの総カロリーの15~16%がたんぱく質

その80%が動物性で、

中国は低タンパク質でアメリカから貧しい食だといわれていましたが、

超ヘルシー食であり、

アメリカ人は冠状動脈性心臓病は中国人の17倍になるというのです。

中国人はアメリカの3倍の繊維の多い食物を摂取しており、

これはコレステロール低下、肥満予防、大腸がん防止に

大きな役割をはたしているのです。

ですから植物食(プラントベース・ダイエット)であり、

高炭水化物が最もヘルシーな食事だというのです。

さらに未精白、未加工で自然な状態(ホールフード)で摂取されると

炭水化物はほとんどが複合炭水化物をとっているので、

それが消化されると規則正しく分解され、

食物繊維もあるので健康効果がアップされていくといいます。

このような高炭水化物の真逆は、

単純炭水化物で極めて高度に精製された炭水化物で代表は白砂糖、白米です。

これらは吸収が早く、空カロリーといわれて燃焼の時に体を酸性にし、

ビタミン欠乏、カルシウム不足を引き起こします。

そうなると攻撃性、キレる、いらいらするなどの衝動性がアップしていきます。

アメリカ人は精製された膨大な単純炭水化物(砂糖)がたくさん入った

飲料、ケーキ、クッキー、パイなど毎日食べて

緑の濃い野菜は食べていないと指摘しています。

こうしてチャイナ・プロジェクト(チャイナスタディ)とⅯレポートは

先進国の食事を完全否定するものでした。

アメリカの消費者運動で有名なラルフ・ネーダーは、

「ホットドッグがアメリカを破壊的ミサイルである」と。