40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

断食救人類の書 248 少食は救国、救人類となる 34 少食で食糧危機に対応可能 06  肉食を減らす 06 

 

 

日本でも卵や乳製品もNGの完全菜食主義者ヴィーガン」。

知恵取り入れて「食生活見直すきっかけに」というキャンペーンも行われれいます。

産経新聞(2018.01)では次のような記事が出ました。

 

・・・肉や魚介類だけでなく、卵や乳製品など動物性の食品は一切口にしない。

そんな完全菜食主義者ヴィーガン」向けの料理を出す飲食店が増えている。

ヴィーガンは「人間は動物を搾取することなく生きるべきだ」という考え方に基づく

英国発祥のライフスタイルで、富裕層を中心に世界に浸透。

日本では「健康的な食事」としても注目されるが、どんな料理なのだろうか。

菜食主義者というと「ベジタリアン」という言葉が浮かぶ。

語源は「ベジタブル(野菜)」ではなく、

「健全な」「生命力のある」という意味のラテン語だ。

ベジタリアンの中には卵や乳製品は食べる人、

肉は避けるが魚介類は食べる人などさまざまなタイプがいて、

最もストイックなのがヴィーガン

NPO法人日本ベジタリアン協会によると

「動物に苦しみを与えることへの嫌悪から動物性のものを利用しない人」であり、

皮革やウールなども身につけない。

食事だけヴィーガン式の人は「ダイエタリー・ヴィーガン」などとして区別するという。

「野菜だけで料理はいくらでも作れます」と話してくれたのは、

発祥の地・英国で暮らすヴィーガンの女性(66)。

「オリーブ油を使うカップケーキやカシューナッツで作るホワイトソースは本当においしいですよ」。

英国ではヴィーガン向け食材が競って開発され、

スーパーには肉の代わりに使う大豆ミートや植物性チーズなどが並んでいるという。

近年は日本でもヴィーガン料理への関心が急上昇。

大阪市西区にある「しぜんバル パプリカ食堂ヴィーガン」には、連日多くの女性客らが訪れている。

オーナーの中井純一さん(47)は、病気をきっかけに食生活を見直す中でヴィーガンになった。

店は4年ほど前にオープンし、植物性の食材で創作した「ハンバーグ」や「カキフライ」など、

がっつりと食べ応えのある料理も提供。

「野菜は意識しないと食べられない。

普段肉を食べ過ぎている分、週に1度でも食べない日をつくってもらえたら」と呼びかける。

NPO法人アニマルライツセンターによると、

ヴィーガン料理を食べられる日本国内の飲食店は、

約10年前の100軒程度から400軒以上にまで増加。

イスラム教など宗教上の理由で食べられない食材のある人からの支持も厚く、

ハラル・ジャパン協会は「ムスリムが安心して入れる。

インバウンド(訪日外国人客)向けにもいい」と歓迎する。

しかし「流行しているから」「ダイエットのために」などと、

正しい知識を持たず安易にヴィーガンになると健康への影響も懸念されそうだ。

ブログで健康や美容の情報を発信する管理栄養士のコーゲヨーコさん(52)によると、

ベジタリアンでも、米国とカナダの栄養士会が共同発表したガイドラインに沿って

メニューを考えれば必要な栄養素がとれる。

だが卵などを口にしないヴィーガンだとどうしても不足するのが、

脳機能に関わり、貧血の人には特に重要なビタミンB12。

みそや納豆などの発酵食品のほかサプリメントでもとることはできるが、

コーゲさんは「栄養状態の悪い方にヴィーガンはお勧めできません。

また成長に必要な栄養をしっかりとるため、子供には動物性のものも」と訴える。

ただ「動物性のものより植物性のものを多く食べることは大切です」。

米国で行われた研究では、ベジタリアンは糖尿病の有病率が低いことが判明しているという。

食生活を見直したい人や、持病や体質で食事制限のある人にとって、

ヴィーガン料理の知恵は健康的におなかと心を満たす助けとなりそうだ。