40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

断食救人類の書 249 少食は救国、救人類となる 35 少食で食糧危機に対応可能 06  もし食糧閉鎖されたら 01

 

 

かつて太平洋戦争に突入する前の日中戦争から、

商工省を中心として配給制度が開始されました。

配給制度は戦争や自然災害などにより物資の供給量が

一時的に需要を満たさなくなった時に生活必需品等を

一定の所得階層に集中させることなく

全体にいきわたらせることを目的として行われるものです。

この時の状況を見てましょう。

1938年4月に公布された国家総動員法の制定をきっかけに広く生活必需品が配給制になりました。

これは国民の生活に大きな影響を与えたのです。

そして 太平洋戦争の敗北後も、たばこは1947年まで、酒は1949年まで、

米穀については1982年まで配給制が行われていました。

そして驚くべきことに 現在の日本の法制上、国民生活安定緊急措置法第26条で、

「物価が著しく高騰し又は高騰するおそれがある場合において、

生活関連物資等の供給が著しく不足し、かつ、その需給の均衡を回復することが

相当の期間極めて困難であることにより、

国民生活の安定又は国民経済の円滑な運営に重大な支障が生じ

又は生ずるおそれがあると認められるときは、政令で定めることにより、

当該生活関連物資等の割当て若しくは配給又は

当該生活関連物資等の使用若しくは譲渡若しくは譲受の制限若しくは禁止をすることができる」

と規定されています。

 

イザ、災害や戦争で有事になれば

かつての配給制度の法案が俄然生きて動き出すのです。

特に米穀については、

「主要食糧の需給及び価格の安定に関する法律第40条により、

米穀の供給が大幅に不足し、又は不足するおそれがあるため、

米穀の適正かつ円滑な供給が相当の期間極めて困難となることにより、

国民生活の安定及び国民経済の円滑な運営に著しい支障を生じ、

又は生ずるおそれがある場合があり米穀の出荷販売業者への販売の制限に関する命令や、

生産者への政府への売渡し命令をもってしては、

この事態を克服することが著しく困難であると認められる場合においては、

政令で、米穀の割当て若しくは配給又は米穀の使用、譲渡若しくは譲受の制限

若しくは禁止に関し必要な事項を定めることができるとされている。」(ウィキ)

 

これは今の時点で食糧が豊かにスーパーなどに満ち溢れているので、

意識したことがありませんが、いつでも政令は発令されるということです。

世界でも驚くべきことにキューバなどでは配給制が続けられています。

また、1973年の第一次オイルショックの際に

オランダでガソリンの配給制度が実施されています。