40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

断食救人類の書 98  超少食のすすめ  腹七分に医師要らず 04      

 
藤樹の宿でよく質問を受けるのは、腹七分の少食実践やファスティングを幼い子供もできるのか、
 
適切な年齢を教えてほしいという質問をよく受けます。
 
子供は成長盛りなので、一番、成長盛りといわれる8歳~10歳(小学校後半)では、
 
確かに栄養不足になるというのが、カール・フォィトの近代栄養学の常識でしょう。
 
しかし、たとえそうであろうとも1日3食、とくに朝食を無理やり食べさせる必要はないのです。
 
成長盛りの場合、「腹八分」でいいのです。そして3食を無理強いせずにしてください。
 
子供が朝、食欲ないと訴えていても国は食育基本法を定めているのだし、
 
朝ごはんを食べないと勉強できないかと後を追っかけて無理に食べさせる親もおられるようですが、
 
食べられないと訴えている子供に無理やりは絶対にしないようにお願いします。
 
そんな時は、1食抜くこともあえてすべきなのです。
 
そしてテスト前にもっと食べて力をつけてと夜食など与えるのは愚の骨頂です。
 
この25年間では、小学生でファスティングした方も何人かします。
 
理由は子供でも肥満、生活習慣病があり、その解消のためでした。
 
中学生は受験シーズンにファスティングして、試験に臨んだ方もおられます。
 
たとえ成長盛りであっても腹満腹を続けさせるのはよくないことです。
 
高島市でよく聞くのはクラブ活動をしている子供たちのことです。
 
食べ盛りだということで食べている量と質を聞いて驚くばかりです。
 
なぜなら完璧なジャンク食品をどんどん食べさせているからです。
 
このような子供たちは、どこかでデトックスをしないと体に何らかの異常が出るのではないかと危惧します。
 
とくにポテトチップスなどは食べ始めたらやめられない中毒症になります。
 
また、肉ばかりを集中的に食べさせるのも子供には害を及ぼすだけです。
 
時々、ファスティングを家族全員でせめて月1回、金曜~日曜までするような習慣を持つことをお勧めします。
 
少食が家庭に定着すればいいのですが、現在の日本では真逆で「食べろ、食べろ」の大合唱です。
 
そしてこの結果、子供に生活習慣病や肥満が多くなり、しかも過食症の子供さえ増加している状態です。
 
一度、立ち止まって日本の食べ過ぎを子供から老人まで、根本的に見直すことが必要です。
 
子供ばかりではなく、老人の食べ過ぎも問題です。
 
老人ホームでも食べ物の量が多いのではないでしょうか。
 
欧州の老人ホームでは、定期的なファスティングを実施しているので、
 
アルツハイマー認知症に改善効果が著しいという追跡調査も数多く出ています。
 
何しろ日本の食べ過ぎ症候群を少食へ。
 
そして宿便除去へと進むことを願ってやみません。