40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

断食救人類の書 97  超少食のすすめ  腹七分に医師要らず 03 

今日は「七夕」ですが、梅雨前線の影響で天気はあまりよくありません。
 
七夕では、幼い頃、短冊に願いごとを書きましたが、
 
これは中国の陰陽五行説からきているもので
 
「青、赤、黄、白、黒」の五色の短冊に書くようになっています。
 
陰陽五行説とは、古代中国の「木、火、土、金、水」の五つの要素が、
 
この世のものすべての根源である」という説で、
 
「木=青・火=赤・土=黄・金=白・水=黒」を表しています。
 
陰陽五行説といえば、そこから来る食事法がありますが、
 
この法則に縛られてしまうと応用がきかなくなります。
 
玄米菜食主義者に陰陽五行説の方が多いのですが、
 
ある種のマインドコントロールにかけられている方もあります。
 
こうしたことにあまりとらわれずに超少食を実践して、宿便をまず除去することを第一としていただきたいのです。
 
ある方の場合、陰陽五行説で食事をコントロールしておられたのですが、
 
大食家でしたので、病気になってしまいました。
 
どのような食事理論、食事の流儀、哲学でもかまいませんが、必ず守っていただきたいのは、少食です。
 
できれば超少食に移行してください。
 
そして腹七分に徹していただきたいのです。
 
江戸時代の有名な食養家は、貝原益軒貝(16301714)は、
 
益軒が『養生訓』全8巻を完成させたのは、亡くなる前年の84歳のときでした。
 
益軒が食養生をしなければならないのは、まさに天の道理にかなうことでこのように語っています。
 
「人間には天命があり、身体を大切にせずに自ら天命を縮めることは
 
生命を与えてくれた父母に対する最大の不孝」だといいますが、
 
与えられた天命を自ら縮めるのは、今日でいえば「食べ過ぎ」です。
 
まず少食にして、それから「超少食」に移行することはまさに天命なのです。
 
これは創世記で書かれた天地創造の神が人間を造られたのですが、
 
その神の道理でも食べ過ぎは厳しく戒められているのです。
 
そして創世記の登場人物はすべて長生きをしています。
 
貝原益軒も養生訓で、「長生きをすれば、日々新しい知識を得ることができ、
 
今までできなかったことも実現できる」と書いていますが、
 
人間、長生きして社会に貢献していくことは、まさの天の道理、天命ではないでしょうか。
 
さらに益軒は、「長寿の秘訣は食欲、色欲、睡眠を適度に抑えることがもっとも肝要だ」と語ります。
 
3欲を適度に抑えることをしないと天命を全うできないということです。
 
好き放題で最近、週刊誌で話題のドン・ファン(プレボーイの代名詞)こと
 
野崎幸助氏(享年77)はまさに典型的なケースではないでしょうか。
 
週刊誌で報道されているような女遊びに何億円も使うという
 
歯止めがきかない男性は日本にもかなり多いようです。
 
欲望を制することができなければ思わぬ死に方をしなければならないのです。