40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

ファスティング(断食)で改善可能な症状 68  潰瘍性大腸炎からの克服

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説
 
潰瘍性大腸炎ulcerative colitis
 
大腸,特に直腸に生じる慢性の潰瘍性炎症。
真の原因は不明であるが,自己免疫病説をはじめ,感染説,アレルギー説などいろいろの説がある。
30歳以下の成人に多い。おもに下痢が起り,便には粘液,膿,粘血便が混る。
るい痩,貧血,低蛋白血症などが続発する。腹部触診で圧痛を伴う腸索を触れる。
症状は一進一退で長期にわたるものが多い。
大腸癌の発生頻度が高くなる。治療としては,肉体的,精神的安静のほかに,サラゾスルファピリジン,副腎皮質ホルモンなどが有効である。
 
 
 
朝日新聞掲載「キーワード」の解説【潰瘍性大腸炎
 
免疫が過剰に反応して大腸の粘膜に炎症が起き、腹痛や下痢を繰り返す難病。
2011年度には133千人が認定された。10代後半から30代前半の発症が多い。
原因ははっきりせず、根治は難しい。
難病ではあるが、治療薬によって、7割の人は症状がコントロールできているとのデータもある。
安倍首相も09年に日本でも承認された薬「アサコール」で、症状が抑えられる「寛解(かんかい)」という状態が続いているという。
 
(2012-12-27 朝日新聞 朝刊 2社会)
 
 
 
 
 
「奇跡が起こる半日断食」241
 
亀井裕之さん(31歳) (要旨)   
 
大学2年生の頃から、繰り返し下血が起きるようになりました。
診察の結果、潰瘍性大腸炎と分かり、地元の総合病院に入院しました。
医師から「これは難病です。一生治りませんよ」と言われ目の前が真っ暗になりました。それまで徹夜マージャン、酒の一気飲み、中心の食事、対人関係のストレス、進路の悩みなどが原因のように思います。
原因も分からないし、再発を繰り返し、挙句の果てに大腸がんの可能性も高く、私は毎日、下血、下痢が1日7、8回でした。
ステロイド注人の入院で一旦よくなったのですが、友人と酒を飲んだら、またもや再発し、ステロイドのきついのを処方してもらいましたが、もう治りません。
この処方に不安を持ち、母の友人から甲田先生を紹介され、診察を受けました。
治るよ、必ずよくなる」という先生の励ましが大変、嬉しかったです。先生から指示された食事、そして西式体操、また甲田先生の書かれた本を読み、続けました。
すると体重が41kgまで減りました(180㎝の身長)。最初の3年間は体質改善の治療で玄米1.5合。3年以降は倍になりました。私は体が弱く、4年間も自宅治療しました。そして体重が61kgに戻った時点で本格的な断食をしました。
断食入院は40日間に及び、症状は目にみえてよくなりました。下痢も下血も起こらなくなり、心身ともすっきりしました。
断食の40日目ではかつて人生の中で感じたことにない爽快感を味わいました。
これを繰り返していきました。
ただ2回目の入院では甘いものが食べたくなり摂食障害を引き起こしてしまいました。
この時の甲田先生に励ましていただきました。
と夜、玄米食の生活を続け、もう下痢も下血も起っていません。
現在の仕事はイラストレーターです。徹夜仕事も多いのですが、疲れもほとんどありません。
 
 
 
【甲田医師のアドバイス
 
潰瘍性大腸炎ははっきりとした原因も分かず、治療法も確立されていません。
しかし、断食療法で確実に治すことができます。
亀井さんは大食いと肉食のせいで胃腸の吸収が悪く、栄養分を正しく摂取できなくなっていました。
そのために少食でも太れる体になることを目標にしました。
亀井さんは長期断食まで時間がかかりました。潰瘍性大腸炎はは断食すればとんとん拍子に良くなります。
いわば断食は最後の切り札なのです。
 
 
 
藤樹の宿コメント】
 
難病とされる潰瘍性大腸炎ですが、断食の効果は凄いと思います。
藤樹の宿では、甲田先生のような指導は医師でないのでリスクが大きくできません。
しかし、この一歩手前までは可能なので、宿便を出して、潰瘍性大腸炎の軽減のお手伝いは可能です。
ただしお受けする場合、医師の正しい診断書は必要です。