40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

ファスティング(断食)で改善可能な症状 25 肝機能低下

1・肝臓の役割
 
肝臓は右わき腹の肋骨内側にあり、人間の体の中で一番大きな臓器です。
 
成人の肝臓重量は約1.21.5kgといわれ、肝臓の一部が傷ついても、他の部分でカバーすることができるとても強い臓器でもあります。
 
代謝機能
 
食事から摂取した栄養を、体内で必要なエネルギーに変える機能
 
 
② 解毒作用
 
アルコール、アンモニア、薬など体にとって有害な物質をろ過し無害化する
 
 
③ エネルギーの貯蔵
 
脳に必要なエネルギー(グルコース)をいつでも供給できるように貯蔵
 
 
④ 胆汁の生成
 
消化酵素を作り、血中のコレステロール値を調整。脂質の消化吸収を助ける
 
 
 2・疲労との関係
 
肝臓が疲れていると、どんなことが起きるでしょう?
 
本来解毒されるはずの老廃物は、ろ過できなくなるためそのまま体内に残ります。
エネルギーとして代謝しきれなかった栄養は中性脂肪となり蓄積されます。
 
 
 
3・肝臓の疲れでみられる特徴的な症状
 
 
体が疲れやすくなった…というほかに、心当たりのある症状はありませんか?
 
  • お酒を美味しく感じなくなった
  • 食欲低下(特に脂っこいものを欲しなくなった)
  • 足がむくむ・お腹が張る
  • 検診で肝機能異常を指摘された
 
その他にも、ウイルスからの感染で肝臓に病変が起こっている場合、もしくは前駆症状(病気の起こる前兆として現れる症状)である場合もあります。
 
 
急性肝炎
 
感冒性症状(発熱・咽頭痛・頭痛)などが見られる
・黄疸や褐色尿の出現
・食欲不振・全身倦怠感・嘔吐・嘔気
 
 
慢性肝炎
 
・肝硬変が発見されるまで診断されないことが多い
・倦怠感、食欲不振、疲労
・黄疸は稀にみられる
 
 
 
4・原因
 
1つ目はアルコールの飲み過ぎで、肝臓へのリスクが一番高いといわれています。飲酒量が多く、期間が長いほど肝臓への負担が高まり、さまざまな肝臓病の原因となります。
 
2つ目に高血圧です。特に中~高年齢に見られる内臓肥満を伴う高血圧は年数が経過するごとに最大血圧が高くなり、肝機能にも影響を及ぼすとされています。
 
 
5・改善・対処するために
 
バランスの良い食生活は、肝臓をいたわるために不可欠です。
 
 
 
【甲田医師のコメント】
 
この種の肝臓病は、断食と少食以外に完治する方法はない。
 
 
 
藤樹の宿コメント】
 
肝臓は体の要です。とにかく断食で肝臓を休めるしかありません。
藤樹の宿、まさに休肝日として、お越しいただくことです。甲田医師のアドバイスはいつも簡単明瞭です。このたぐいの病は、まさに断食と少食以外にないのです。ですから、マクガバンレポートで世界一の理想食と認定された食事を提供しているのです。