40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

ファスティング(断食) 初級編 32  回復食は正しい指導者のもとで実施を

回復食が断食の中では最も重要です。

 

酵素ジュースと称する断食の大きな問題は、回復食にありますし、100種類に及ぶ断食で最も大きな問題は、回復食です。

回復食と同時に予備断食も重要ですが、予備断食をとらなければならないのは、水だけの本断食だけですから、今回、回復食に重点を置いて書きます。

断食でからだをリセットし、断食を終了したら当然、からだの中は空っぽ状態ですから、そこにどんどん食物を取り入れたら、からだの方が驚いて拒否反応を起こします。

この逆差にからだがついていけないので、からだの中にやさしく、負担のない食物を摂り入れなければなりません。

これを無視するとどうなるかですが、下手をすれば死に至ります。

十数年前になりますが、韓国の断食施設で長期間断食をされた日本人の方が、帰国日の夕食にプルコギ(韓国版スキヤキ)を食べたところ、これが原因で死亡されたことがあります。

これは胃など内臓に最も負担の大きい牛肉、そして脂が原因だと思われます。

本断食の場合は、その期間分だけは、回復食期間としなければなりません。

まず、最初は、ほんとうに薄い御粥から始め、毎日、徐々に濃い御粥にして、梅干しなどの塩分補給をしていきます。

また、豆腐など柔らかいものを副食にし、胃に負担をかけないようにします。

ただ自宅に帰ると家族の食卓、また接待や結婚式などの会食など思わぬ会食の誘惑があり、回復食期間も重要な断食期間としてできれば施設で回復食を摂ってから、毎日、コントロールしてもらってから、自宅に帰られることをお勧めします。

 

「藤樹の宿」では、こうした回復食がほとんど必要のないように最初から、少食断食メニューですから、前日まで普通の食事をしていただいてかまいません。

 

ただ自宅に帰られたら、「藤樹の宿」に滞在した期間分だけは、同じ量の食事をしていただきたいのです。

そしてできれば生涯にわたって続くようにサポートすることが私たちの使命です。

施設を出て、自宅に帰られましたら、後は自己責任でまったく知りませんでは、あまりにも無責任ですし、ライフプランニングとして、アフタフォローするのは、これからの断食施設の使命ではないかと思います。

 

20年近く、ファイナンシャル・プランニングをしてきた経験を生かして、健康のライフプランニングを行う施設として、これから歩んでいきたいと願っています。

 

ぜひ、藤樹の宿で、ファスティング(断食)の効果を体感してください。