40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

ファスティング(断食) 初級編 24  どのような断食を選ぶべきか 04  危険な自己流断食

日本で今、断食ブームですが、大半が酵素ジュースの通販の普及で販売専用サイトが横行し、個人でできる断食として断食そのものが知られるようになりました。
しかし、かなりの地方都市、農村部では断食への偏見はまだ根強いものがあります。
さて、健康ブームとしての断食、特に個人の自己責任で行う断食については、ほんとうにこれほど危険なことはありません。
なぜなら指導者がいない、監督者がいない断食ほど恐ろしいことはないからです。
人間である限り、食の誘惑には絶対に勝てません。
人類最初の罪、誘惑はこの食の誘惑に負けたことだということが書かれている創世記を読まれましたか。
 
・・・(旧約聖書創世記)3:1 主なる神が造られた野の生き物のうちで、最も賢いのは蛇であった。蛇は女に言った。「園のどの木からも食べてはいけない、などと神は言われたのか。」3:2 女は蛇に答えた。「わたしたちは園の木の果実を食べてもよいのです。3:3 でも、園の中央に生えている木の果実だけは、食べてはいけない、触れてもいけない、死んではいけないから、と神様はおっしゃいました。 3:4 蛇は女に言った。「決して死ぬことはない。3:5 それを食べると、目が開け、神のように善悪を知るものとなることを神はご存じなのだ。」3:6 女が見ると、その木はいかにもおいしそうで、目を引き付け、賢くなるように唆していた。女は実を取って食べ、一緒にいた男にも渡したので、彼も食べた。・・・
 
この創世記の記事は何を語っているでしょう。食の誘惑には人は勝てないどころか最も身近な者さえも巻き込むということなのです。
家族で一人だけで食を断つことなど不可能ですし、自分で断食をする場合でも置かれた環境が食の誘惑で満ち溢れていますから、1日だけでも断食してみたら分かりますが、異常な食欲の誘惑には、イブのように負けてしまうのです。
プチ断食しかり、長期断食なら、なおさら恐しい結果となります。その反動は想像以上なのです。
摂食障害の場合、やせたいと食を断ちますが、その反動で強烈な過食になるのと 同じ経験をするのです。
これは例外がありません
ですから断食施設でまず指導者のもとの管理指導を得て、結果を得てから、少食に徐々に移行していくことをしないと極めて危険な摂食障害になります。
私自身も40日断食など断食を何度もしてきましたが、まず誘惑に勝てないということを経験してきました。
そして勝手に自分流の健康法を定めて、この健康法ならば間違いないと言い聞かせて、とんでもない方向に行ってしまうのです。
そして自己流断食の最大の恐怖は、スピリュチュアルで相当な危険性を呼び込むものとなることです。
この問題は簡単には書けないので、あらためて論ずることにします。
正しい断食を指導してくれる施設で断食をして、あなたの大事なからだをまずリセットしてみましょう 。
まずは安心して断食できる「藤樹の宿」でファスティング(断食)の効果を体験してください。