40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

ファスティング(断食) 初級編  11  シェマージャパン「断食はファスト・ハイ(快感、幸せ度アップ)をもたらす」

NHK「ためしてガッテン」で断食特集をしましたが、断食をかなり批判的に扱っていました。
そしてあげくの果てに次の週に1日3食を実践しようという特集で驚きましたが、その実験で朝たべない学生と食べた学生との比較テストで、朝食べない人は勉強ができないと結論付けたのです。
ところが後で、朝食を抜いた学生は、スタッフが夜、ラーメンをたらふく食べさせていたということが発覚し、この実験のデタラメさが暴露されました。
 
朝は抜いてはならないとは誰が決めたのでしょうか。
明らかな作為で実験のねつ造でした。
朝、抜くことは人間のサイクルに合っているのです。
ペテン近代栄養学者フォイトは、朝から肉でたらふく食べるように勧めましたが、朝、食べないとブドウ糖が不足 し、脳の機能が低下するという理由でしたが、これはフォイトの机上の仮説であることが暴露されたのです。
脳はブドウ糖をエネルギーとして使いますが、食事を抜くと別の物質を探します。
カナダのオーエンス博士が、断食中に脳は何をエネルギーとするかを調査した結果、50%が、ケトン体のβ-ヒドロキン酪酸で、アミノ酸窒素、アセト酢酸がそれぞれ10%、ブドウ糖は30%でした。
注目すべきは、50%のケトン体のβ-ヒドロキン酪酸です。ケトン体は脂肪が分解されてできる物質で、断食をすると体内の糖分が尽きるので、脳は体内に蓄えた脂肪をエネルギーに使うということです。
ケトン体をエネルギーにした脳は、脳波の一つα波を増やし、脳下垂体からβ-エンドルフィンの分泌量が増えるということが分かってきました。
このα波は、リラックス脳波で、β-エンドルフィンは、快楽物質ですから、これが増加すれば、実に爽やかな気分になり、心が平安になるといわれています。
甲田光雄医師はこのようなファスティング・ハイのことについて書かれているのです。
 
私もファスティング・ハイがあるから断食は止められないのです。
この経験をしたいから断食すると言っても過言ではありません。
そして断食中に脳を使うことをお勧めします。
もちろん軽い運動もいいのですが、脳は明確に脂肪を食べてくれるのですから、脳を使う仕事、勉強には最適ですし、この間、脳は体脂肪を食べてくれますから、体脂肪も減っていくのです。
お腹がグーグーなればなるほど調子が出るのです。
それはほんとうの健康です。
モーニングコーヒーで朝から腹いっぱい は仕事にならないのです。
空腹は、記憶力の脳活性のスイッチをオンにしてくれることは確実なのですから、1日3食、朝飯を食べることは愚の骨頂だということを知るべきです。
 
藤樹の宿で、ファスティング(断食)の効果を体験してみましょう。