40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

ファスティング(断食)で救国を -16- チャイナ・スタディの衝撃

幻の書であった「チャイナ・スタディ」日本語訳が出版され、数年前にこれを読んで驚きました。それは明確に「動物性タンパク質は、最悪の発ガン食品である」と明記されているからです。この本はアメリカで出版されましたが、あまりも凄い衝撃で、アメリカの食肉、科学、医療関連企業の圧力で闇に葬られた本となりましたが、再びアメリカで2003年で再発行され、2009年に日本語訳(「葬られた第二のマクガバン報告」)が出たわけです。

 

この本のベースは、「チャイナ・プロジェクト」とよばれる疫学調査で、コーネル大、オックスフォード大、中国衛生部、中国医療学研究員の合同研究で1983年から始まったものです。このリーダーはコリン・キャンベル博士で栄養学分野のアインシュタインと呼ばれた世界的な権威者です。この調査は数年にわたり調査をして、報告書が出されたのですが、闇に葬られた本となりましたが、復刊されたわけです。

 

この本を翻訳された松田麻美子さんは、訳者メッセージでこのように書かれています。

 

・・・送られてきた新刊を通読した私は「これこそまさに、日本人の命を救う本だ」と実感しました。

 

第二次世界大戦まで非常に稀だったガンが、アメリカだけではなく、今や日本においても国民病となり、3人に1人を死に追いやる原因となってしまっています。この病気の元凶が、こともあろうに、戦後、政府や学校、そして医師や栄養士などが率先して推奨してきた「肉や牛乳の摂取」であることを、キャンベル博士はこの本で証明していました。

 

40年余にわたって継続してきた自らの研究と、最近の世界の一流文献の750以上もの裏付けによる、きわめて科学的かつ論理的な論証は、誰も反論できないと思わせるほどの信頼度を持ちこれなら病気に苦しむ日本のみなさんを救えるはずだと思ったのです。

 

博士がこの本で読者に伝えようとしているメッセージは、「動物性食品はガンの最大の要因であり、この食習慣をやめれば、ガンばかりか、心臓病、脳梗塞、糖尿病、骨粗しょう症、関節リウマチほかさまざまな自己免疫疾患、アルツハイマー病、白内障加齢黄斑変性(AMD)などあらゆる病気を予防し、回復させることができる」ということでした。

 

「動物性食品の摂取と生活習慣病の関係」は、「喫煙と肺ガンの関係」以上に密接であることを科学的がすでに裏付けているにもかかわらず、この本が出版されるまで、この事実を知る人はわずかしかいませんでした。それは、政府の国民に対する食事摂取指針やメディアが伝える健康情報は、「科学による真実」が全く反映されていないからです。・・・

 

訳者の松田さんは、アメリカ在住、ウェスリヤン大学で栄養学科最高学位を取得され、自然健康・治療学博士の肩書きを持っておられますが、著者のキャンベル博士から新刊を送られてきて、「あなたの国はガンがナンバワー・キラーとなっているので、日本のみなさんにこの本の情報を伝えてほしい」とあったそうです。

 

この本が翻訳されて数年、日本はどうでしょうか。まったく変わっていません。NHKの「ためしてガッテン」を見ていましたら、肉食大絶賛でほんとうに驚きました。

 

ディレクターはまったく「チャイナ・スタディ」日本語訳を無視か知らないのでしょう。世界の常識である「動物性タンパク質は、最悪の発ガン食品である」ということを。

 

藤樹の宿」では、一切、動物性タンパク質を入れない、植物性タンパク質を使用し、Mレポートが評価した「元禄以前の日本食」を提供します。