40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

断食指導30年のあゆみ 39 本物の断食とは何か 21 なぜ日本の断食施設は、世界レベルのファスティングとかけ離れたのか 

私は30年前に水だけのファスティングを体験しましたが、

開始するとすぐさま自分の口臭と皮膚の臭いも感じ始めたことを覚えています。

しかも舌は舌苔で白くなっていました。

そして異常な空腹に襲われ、その空腹を満たすために、かなり飲み、

多いときで1日8リットルとまさに水中毒の手前です。

ただ1週間の水断食でしたからもちろん水中毒にはなりませんでしたが、

10分おきにトイレに行っていました。

しかし、この水を飲んだことは、私の体の大掃除になりました。

そして宿便を取ることもできたのです。

私はあるファスティング入門書に書いてあった

ファスティングは、内側からの美容術です」という言葉が分かりました。

譬えでいえば馬小屋の排せつ物を出さずして、

きれいに馬小屋を掃除できないことと同じで、

自分自身の排せつ物を出し切らないと、体の真の掃除はできません。

これができないファスティングはあり得ません。

ですからファスティングは本だけ読んでも何も分かりません。

体験の健康法であり、毒素を出し切ることなのです。

藤樹の宿方式の超少食ファスティングでも好転反応で同じようなことが起こります。

ですから体臭を吸収できる下着は必要ですし、

こまめに下着を洗濯することです。

ファスティング期間は、皮膚に塗る油脂、

ボディーブラッシングを持参するのもよいのですが、

藤樹の宿が用意していますアメニティーで十分です。

ファスティング期間中は、女性の分厚い化粧などはあまりしない方がいいでしょう。

毛穴を通って毒素が排出されるのを塞いでしまうからです。

また肺からも老廃物を排出しようとしますので

それを支援するためにも新鮮な空気を吸うようにしていただきたいので、

最適は森林浴、散歩をしていただくようにおすすめしています。

そしてファスティング期間中、ある意味では砂漠の道を歩むように思えても、

必ずその先にオアシスがありますから、

ファスティングの終わった後の素晴らしを語るように私はしていますが、

それを信じて期間を全うしていただくようサポートしています。

ファスティング期間こそ、肉体的だけではなく、

精神的にも余分なものを捨て始めていくことですから、

まさにファスティングは「魂の予防医学」なのです。

日本にある大半のファスティング施設は、

体のデトックやダイエットに重点を置いていますが、そうではありません。

自分の魂と向き合うことが第一なのです。

かくして真のファスティングとは、自分の魂と向き合う、

いや自分の霊性と向き合うことなのです。

コロナが始まった時、京都大を出た優秀な青年がファスティングに来ましたので

少しだけこのような話をしましたが全く聞く耳を持ちませんでした。

それだけ日本では「魂の予防医学」を理解せず、目も見えず、

耳の塞がれていることか分かりました。

宗教にこれだけのアレルギーがるようでは、

まさに日本のファスティング施設の指導者は、

耳の聞こえない盲人の手引きする方に導かれていくようで

世界のファスティングレベルからは相当、かけ離れていることなのです。