40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

断食指導30年のあゆみ 20 本物の断食とは何か 02 「修道院の断食」(創元社)との出会い  

聖書の断食を知らずして断食は何も分からない、

それが30年間、断食と関わってきた私の結論です。

今後、残された生涯でそれをいかに伝えるかが課題です。

この連載で最初に書きましたように断食祈祷院建設が私の使命でしたし、

今もなおそれは変わりません。

滋賀県高島市で「古民家ファスティング藤樹の宿」をオープンしましたが、

残念ながら「超少食ファスティング」に焦点を合わせて運営してきたので、

この6年間は、断食祈祷院としての働きは全くできませんでした。

ゆえにどのように聖書に書かれた断食を日本で広めていくのか、

これから考え、企画していきたいと思います。

その鍵は「修道院の断食」にあります。

これまでも何度も書いていますが、

もう一度、修道院の断食について復習してみたいと思います。

まず私が断食祈祷の本に出会ったのは

韓国(いや世界)最大のプロレスタントの単立教会である

ヨイド純福音教会とそこが運営する

オサンリ祈祷院の創立に深く関わった崔先生の「断食祈祷の力」でした。

この本との出会いは断食祈祷院開設の大きな機動力となりました。

そしてその次に「大いなる祝福」の発行でしたが、

この発行は今思えば私の人生を狂わすものとなったので、

その次の発行、「カミング・リバイバル」と

ファスティング・ブライド」は重要な発行となりましたが、

こうした4冊の断食祈祷書を吹き飛ばすほどの私に強烈な影響を与えたのが、

修道院の断食」(創元社)です。

これまで30年間、指導してきた私の断食指導はいったい何だったのだろうか。

あまりにも薄っぺらいものであり、愕然としたのです。

以後、このような深い断食の世界をどのように広げていくのか、

思索するようになりました。

しかし、現実にはすでに滋賀県高島市

「古民家ファスティング藤樹の宿」を営んでおりました。

想定外の方たちが来会されるようになり、

この衝撃も次第に薄らいでいき、年々、断食施設の運営に振り回されてきましたが、

これもようやくここらあたりで解放されますので、

1,2年しっかり準備して「修道院の断食」で受けた衝撃を

いかに日本人に分かりやすく伝えるかを真剣に祈って、

少なくとも3年以内に方向性を見出していきたいと思います。

この出会いがなければ、断食施設を消化不良で悶々とした断食、

ピンボケの断食指導をして、生涯を終えたことでしょう。

さてその衝撃とはいかなるものだったかをこれから少し書いていきたいと思います。

2020年からの新型コロナ来襲以後、

免疫力アップの最右翼としてファスティングが注目されるようになりましたが、

今後、断食はホンモノとニセモノが明確に分別される年になってきました。

しかし、断食のルーツはすべて聖書にあることは世界の常識ですが、

なぜか日本の断食を啓蒙する指導者ならびに断食啓蒙書の大半がヨガ系であり、

霊的に極めて大きな問題であるはないでしょうか。

そこで今日から、世界の常識である聖書に基づくファスティング

これから書いていきます。

それを「バイブル・ファスティング」といいます