40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

断食指導30年のあゆみ 06 断食祈祷院を建設する 02 水がない 

山林の上に建設できるのは、工事現場用プレハブしかなく、

居住用として建設はできません。

居住用として建設された市川(仮称)さんの土地建物という状況でした。

そしてプレハブ住宅を建設した横に大きな4tの水槽も設置しました。

市川(仮称)さんが井戸を掘っていたので

その井戸が使用できると思っていたからです。

しかし、驚いたことに水の量は1人分しか出ず、とても4tを満たすことはできません。

しかも、鉄分の多い湧き水だったのです。

これでは断食祈祷院の要である水を供給できません。

そこで下の部落である五反田の安藤区長に近くの

山水を提供してくださるようにお願いにいきました。

その前に足助町役場の水道課に上水道の設置が

可能なのか聞きにいくと工事費は約1000万必要(注・01)だと言う事でしたから、

残された選択肢は山水を引くしかないのです。

そして安藤区長の好意でご自分の山林に

井戸を掘ってもいいという許可を得ましたので、

さっそく井戸を掘りますと水が湧き出て、それを水槽に貯水できるようになりました。

そしてオープンした1995年はこの量で何とか

私たち夫婦とスタッフ1人にたまに来られる方だけなら十分だったのですが、

1996年秋に大変なことになります。

それは笹井さんの編集する「ハーザー」に

私たちの断食祈祷院が2回にわたって連載され、

それを読んだ方たちの申し込みが急増したのです。

そしてこれまでの断食が水で、途中から酵素断食(注・02)を導入しました。

 

 

工事費は約1000万必要(注・01)

水道工事はどこでも同じですが、補助金なしで引く場合、相当な負担となりますが、一番近い家から1km以上、しかも高低差が500m以上もあり、ポンプアップなど含めれば総工事費は最低、1000万円という試算でした。また、当然、下水道は無理であり、合併曹を設置するにも1000万円は必要ということでした。合計2000万円であり、この負担はできませんので、山の水に頼らざるを得ないことになりました。

 

酵素断食(注・02)

1996年の夏、愛知県内のキリスト教会から、青年部のキャンプと断食祈祷で来ていた方たちが、水断食で低血糖でバタバタ倒れる有様でした。これを見た大阪から来ておられた方が、「酵素を手造りにして、断食祈祷に来られる方に酵素断食を実践させてはどうか」と提案していただき、秋に手造り酵素をさっそく愛知県三河の果物(柿、ブドウ、梨等)と野菜(白菜、大根)で作り、飲んでいただいたところ倒れる方がなくなり、1997年初頭に私も40日断食をしてみましたが、まったく大丈夫でした。