40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

市販の飲み物対処法 21 チューインガム 

チューインガム(英: Chewing gum)は、かむ (chew) ゴム (gum) の意味で、

ガムベースに味や香りをつけ、かむことで風味や口あたりを楽しむ菓子です。

一般的には、ガム (gum) と略されています。

ガムベースの主原料は、南米産のアカテツ科の樹木である

サポジラから取れる樹液を煮て作る天然樹脂のチクルが主に用いられています

マツの樹液(松脂)を加工して作るエステルガム、

合成樹脂である酢酸ビニル樹脂(ポリ酢酸ビニル)や

ポリイソブチレンも用いられています。風船ガムには、

よく伸びる酢酸ビニル樹脂が使用されています。

これらに、卵の殻などから作られる炭酸カルシウムを加えて堅さを保持させ、

風味付けの甘味料、香料などが加えられ、成型されます。

配合する材料により味を自由に設定できるが、多くの場合甘味がついています。

砂糖が配合されていないガム(キシリトール入りガムなど)は、

歯磨きの代わりに噛まれることがあります。

中央アメリカに住んでいたアステカ族やマヤ族のような先住民族

サポジラやエゾマツの樹液のかたまりを噛む習慣を持っていたようです。

最初のガムは味がなく、パラフィンでできていた。

1848年、アメリカ合衆国でジョン・カーティスが

メイン州純正スプールガム」というパラフィンガムを発売したのです。

1860年頃、メキシコのサンタ・アナ将軍がチクルには噛むと

歯が白くなるという効能があることを発見したため、

チクルをあめ玉状にして売り出したのですが、まだ味はついていなかった。

将軍の支援者であったアメリカ人のトーマス・アダムスがチクルに甘味料を加え、

「アダムス・ニューヨーク」というチクルガムを発売、

人気を得て一気に普及しました。そしてガムの自動販売機は、

アメリカでは19世紀末にできます。

第二次世界大戦時、アメリカ軍では戦闘糧食の構成品などの形で

チューインガムが配給されていた。

外地へ出征したアメリカ軍将兵が現地での物々交換やプレゼントに使ったことが、

世界各地でチューインガムが普及する一因となったのです。

2016年現在、日本チューインガム協会によると日本では

2004年がガムの生産・小売量のピークである。

生産量は46000トンから2015年には約半分に減っています。

これはゴミの少ないタブレット菓子など代替品の台頭やスマートフォンの普及、

ガムを愛好していた団塊の世代が大量にリタイアしたことなどが原因です。

 

チューインガムの効能

ガムだけではなく、ものをかみ続けていること(継続した咀嚼運動)で

眠気を防いだり集中力をあげたりできるとされています。

すなわちガムをかむとアゴを動かす咬筋が活発に運動すると、

そのため咬筋内にある紡錘型をした感覚器官「筋紡錘」を刺激し

感覚神経が活発となります。

またこの継続した咀嚼運動はセロトニンの分泌を促すという報告もあり、

それに従えばガムをかむのはセロトニン分泌のための一番手頃な方法です。

唾液の分泌を促し、胃腸の働きを整える作用もあります。

眠気防止のためのガムとしては、カフェインを配合したり刺激的な味にすることで、

いっそうの効果を挙げることを期待したものが販売されています。

集中力をあげるためのものでは、特に多い味というものはではないのですが、

NBAMLBの選手などで、試合中でも

ガムを噛んでいる場面が撮影されることがあります。

他にも踏ん張る時に噛み込む際のショックを和らげるための行為とも言われています。

ガムはかみ続けることで顎の筋肉が鍛えられるため、

顎関節症やそれに伴う諸症状などの予防効果があるとされています。