40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

市販の飲み物対処法 06 市販の飲み物は要注意 06 コカ・コーラゼロの怖さ 02  

3・依存症(癖になる)

私たちが美味しい物を口にすると、ドーパミンなどの神経伝達物質が分泌され、

満足感を得ます。

そして「もっと食べたい」と思います。

私たちが食べものから身体にエネルギーを取り込む際、

その調節に重要な役割を果たしている神経系を「脳内報酬系(註5)」と呼びます。

脳内報酬系は「快楽中枢」とも呼ばれ、

自分へのご褒美を与える神経システムなのです。

ところが、「もっとたべたい」という欲求が強くなりすぎると、

喜びがコントロールできなくなり、習慣化、乱用、依存、

そして中毒へと移行していきます。

ドーパミンは、いつも出ているわけではありません。

私たちが日常生活で何か行動し始める時、ドーパミンが分泌されます。

私たちの何らかの行動によって脳が感動や喜びを覚えたときも

ドーパミンが分泌され、私たちに「快楽」をもたらします。

例えば、映画、スポーツや音楽などに強く感動したときに、

脳内でドーパミンは分泌されます。

食事を始めると、私たちの体内ではドーパミンが分泌され、食欲が増します。

そのうち、連続した学習により、食べものを想像するだけでドーパミン

分泌されるようになります。

例えば、食べもののテレビCMや写真、料理の音やにおいを感知しただけでも、

ドーパミンが分泌され食欲が増進します。

ところが、食事に対する「快楽」への欲望が強い場合には、

ドーパミンが過剰に分泌されます。

そして、薬物依存症と同じように、大量のドーパミンで過食に陥ってしまいます。

過食により一時的な快感や興奮、満足感が得られますが、

その快感はすぐに消失し、再び暴飲暴食をしてしまいます。

それは、次第に習慣化し、食欲に対するバランスが崩れて

コントロール不能状態となり、「甘いもの依存症」に陥ってしまいます。

 

4・その他の作用

・腸内細菌との関係

 最近の研究では、サッカリンスクラロースなどの人工甘味料が腸内細菌叢

に変化をもたらし、肥満や耐糖能障害、

糖尿病のリスク上昇など様々な生活習慣病

悪影響もたらす可能性が報告されています。

 

うつ病

 一部の人工甘味料にはセロトニンドーパミンなどの脳内神経伝達物質を減少させ

うつ状態」「うつ病」を引き起こす可能性があります。

セロトニンドーパミンは脳内でチロシントリプトファンから作られています。

アスパルテーム代謝産物フェニルアラニン

チロシントリプトファン血液脳関門の通過をブロックします。

 

・腎機能低下

 人工甘味料入り炭酸飲料(ダイエットソーダ)を1日2杯以上飲んでいた人は、

飲んでいなかった人と比べて腎機能が30%低下していたという報告があります

(11年間の観察、米国ハーバード大学)。

 

脳卒中心筋梗塞のリスク上昇

 毎日、人工甘味料入り炭酸飲料(ダイエットソーダ)を飲んでいた人は、

飲んでいなかった人と比べて脳卒中心筋梗塞などの

心血管系疾患を発症するリスクが43%高かったという報告があります

コロンビア大学)。