エシカルとは何か 02 エシカル消費 02 「エシカル」のはじまりは英国
Google検索で「エシカル消費」を検索すると広告で一番最初に出て来るのは、
「ウォームハーツコーヒークラブ」です。
そのサイトでは「エシカル消費とは?
その意味と今日からできるエシカル消費をわかりやすく紹介」とありますので
要約を紹介します。
・・・エシカル消費とは、何かしらの犠牲の上に成り立っているのではなく、
自分、そして他の人や社会、地球環境、自然にとってもよいものを積極的に選ぼう!と
いう消費活動です。
日本では「倫理的消費」などとも呼ばれています。
消費者が消費行動を変えることで、
地球環境や社会問題の解決の一端を担うという考え方です。
エシカル消費を通してSDGs Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)
の12番目の目標である
「つくる責任、つかう責任(持続可能な消費と生産のパターンを確保する)」
という目標達成に貢献することができます。
因みに「エシカル」のはじまりは、英国です。
1989年に英国・マンチェスターで創刊された雑誌
「ethical Consumer(エシカルコンシューマー=エシカルな消費を行う消費者)」が
きっかけとなったそうです。
独自調査で「エシカル度」を数値化し評価してきました。
英国はエシカル先進国でもあります。
日々着ているもの、食べているもの、飲んでいるもの、使っているモノやサービス、
それらの商品が、どこで、どのように、誰に作られ、
どんな会社によって提供されているかご存知でしょうか?
日々消費が多い「食べるもの」に関しては、自分や家族の健康を考慮し、
生産地や農家などの情報を確認している方も多いかと思いますが、
例えば着るものはどうでしょうか。
洋服の原料となるコットンは、世界の生産量の約80%が、
インドや中国、ウズベキスタンなどで生産されています。
中でも世界第2位のコットン生産量を誇るインドでは、
多くの子ども達がコットンの生産地で劣悪な条件で働かされています。
これがもし先進国での出来事だったら
先進国には自分の子どもがこのような劣悪な条件で働かせられると知って
声をあげない親は、いないのではないでしょうか。