40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

古民家ファスティング藤樹の宿・5周年を迎えて 02 リモートファスティングの始まり

この青年の人脈も多彩だったので、

若者を中心に4月から続々と申し込みがありましたが、

私の懸念は受講費の販売価格があまりにも安価だったことです。

そしてビレッジ構想で受講費は安くして、

継続費(会費)で収支を安定させたいというその青年の計画は

わずか数ヶ月で頓挫してしまいました。

日本ではコミュニティー形成、ビレッジ形成は非常に困難な国なので、

予想通りの展開となっていきました。

私はコロナ禍が発生した時、

今回のコロナ禍は収束するのに最低3年間はかかると判断し、

運転資金を借りていました。

この資金を有効活用して

 

1・藤樹の宿方式のリモートファスティングを始める

2・かねてから企画していた「ビールファスティング」を開始する

 

いずれもオフィシャルサイトの作成やパンフレットの作成が必要でしたから、

この資金が役立つことになりました。

また、コロナ対策の商工会補助金

滋賀県観光協会補助金も受けることができました。

こうして2つの思わぬアクシデントを何とか乗り切ることができました。

人生は上り坂もあれば必ず下り坂もあります。

しかし、もう一つの坂があるのです。「まさか」です。

私が保険事業を開始した26歳からこれまで48年間、まさに「まさか」の連続でした。

しかし、この「まさか」をどう乗り切るかが人生の分かれ目となります。

さて、上記1と2ですが、1は

藤樹の宿で実施しています発酵薬膳の発送とリモートでの講座でしたから、

さほど難しいものではありませんでした。

しかし、日本で最初の「ビールファスティング」は企画から問題山積でした。

まず、ビールなら市販でもよいのかということになります。

しかし、条件として

 

1・無添加であること

2・ノンアルコールであること

 

これをクリアーするビールに出会うまで1年を要してしまったのです。

そして私の構想を知った滋賀銀行の営業マンが

何と地元滋賀県クラフトビールの会社を紹介してくれました。

そこの代表の方の協力で昨年11月にようやくスタートできました。

そして「ビールファスティング」のヒントは、

ドイツのカトリック男子修道会で1050年から始まったことからでした。

このビールをファスティングに利用しようと考えたのは、

何とあの若者が始めたズームファスティングの参加者の一人が

手造りビールをズームで知らせてくれて、造っている光景でした。

「ビールファスティング」については以前から知っていましたが、

このコロナ禍で通販は可能ではないかと構想を発案したのです。

この青年のビジネスではまったく儲けにはなりませんでしたが、

上記1と2を誕生させてくれるきっかけを作ってくれたことで元はとれました。

そして「ビールファスティング」を展開するにあたっては、

自分で実験して確認することにしました。

最初はドイツのノンアルコールビールで試したり、

試作品とか数回、3日間の「ビールファスティング」を実施しましたが、

やはりオリジナルのビールが一番、私の体にフィットしていました。

そして「ビールファスティング」は男子修道会でしたが、

女子修道会で始まった「チョコレートファスティング」も

企画をタートさせることになります。