40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

少食を実践する効果 06 少食の絶大な効果 06 宿便とは 

究極のマイナス栄養は、「宿便」です。

しかし、宿便は現代医学では否定する医師も多く、

断食指導者でさえ疑う人もいます。

しかし、甲田医院での長年の実証であきらかに宿便除去を指導しておられ、

甲田医師は、次のように定義しておられます。

 

「胃腸の処理能力を超えて、

負担をかけ続けた場合に腸管内に渋滞する食物残留滓や細菌類を含めた

腸管内容物である」

 

これまでは「宿便」とは「腸壁にこびりついた古便」とされていました。

しかし、甲田医師は違うといいます。

私はこれまで2回、宿便を除去した体験から、

甲田医師の定義が正しい思っています。

宿便が腸内に数年もあるのもおかしいことで、食べ過ぎから生まれたのです。

ヒトの腸管、主に大腸には約1000種類、

100兆個にも及ぶ腸内細菌(腸内細菌叢(そう)や腸内フローラとよばれます)が

生息しています。

ヒトの腸内細菌は、善玉の菌と悪玉の菌、そのどちらでもない中間の菌と、

大きく分けて3グループで構成されています。

これらの菌は互いに密接な関係を持ち、複雑にバランスをとっています。

腸内細菌の中で一番数が多い菌は中間の菌で、次に善玉菌が多く、

悪玉菌は少数です。腸内細菌の種類は個人によって極めて多様で異なり、

さらに食事・在住国などの要因によっても異なるとされています。

また、菌の数は年齢によって増減はあるものの、

菌の種類は一生を通じてほとんど変わらないことも報告されています。

この腸管内に食物残磋はあります。

これが腸壁に長年、いることはあり得ないので腸のファイバースコープ

腸壁に何も映らないのは当然なのです。

では宿便とはいかなるものかです。

 

宿便停滞の原因

1・自分の胃腸の処理能力以上の量を食べ続けている

2・食べたいという本能を抑えきれない

 

高速道路の渋滞にたとえると

1分間に100台の通行料に150台となれば、50台分の渋滞が起こります。

それと同じことが胃腸でも起こるのです。

この解決策は

 

通行料の制限です。

 

つまり断食して制限することをすればいいのです。

まず自分の胃腸の処理能力を知ることが必要です。

しかし、分かっていても食欲が止まらない、

医師が弱い、どん欲さに負けるなど人間は欲望になかなか勝てません。

たとえば回転寿司を腹いっぱい食べて、家に帰ったら友人がくれた

大福もちがあるのをみてついつい食べて1つでも終わればいいものを

食欲に火がついて3個も食べてしまった、などよくあることです。

すると腸内の処理はどのようになっているかです。