40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

コロナ禍を過ぎ越す2022年の生き方・withコロナを行く抜く知恵 05 自然免疫チームの活躍でコロナウイルスを撃退してくれる  

昨日の続きです。

11・粘膜に含まれる抗菌物質が異物の侵入を防ぐ

 

12・それには物理的、化学的バリア(第一バリア)があるから

 

13・しかし、そのバリアをかいくぐり侵入する

 

そのかいくぐってきた

 

・細菌

・ウイルス

 

などの病原体の侵入を

 

A・食細胞(マクロファジー、好中球)や樹状細胞が役割を担う

 

B・NK細胞(ナチュラルキラー・天然の殺し屋)

 

が動員される。「町のおまわりさん」ともいわれ、

治安が悪くなる(つまりウイルスや細菌が入りやすくなった粘膜)には

食細胞がたくんいて、細胞内に入り込もうとしている

病原体やすでに入り込んだ病原体をみつけたら、その場で逮捕し、

病原体や病原体に乗っ取られた細胞をパクリと食べてくれ、

分解、殺菌をしてくれるという仕組みです。

つまり「町のおまわりさん」という役割をしてくれる自然免疫チームは、

病原体が体内に侵入してから数分以内に出動してくれます。

そのため「町のおまわりさん」の「自然免疫チーム」がしっかり働いてくれたら、

たとえどのような新株のコロナウイルスが鼻や口、目から侵入してきても、

細胞に入り込み、感染が成立する前に、Ig抗体の働きもあり、

たとえ感染しても大ごとになる前に撃退することができます。

まさに自然免疫が大事だということです。

そしてマクロファジーや好中球、樹状細胞という

食細胞たちが体内に侵入してきた病原体をパクリと食べて撃退するときには、

「サイトカイン」とよばれるシグナルを出します。

おまわりさんの吹く警笛です。

サイトカインを出して、

 

・敵が侵入してきたぞ

・準備しなさい

 

と周囲の細胞に伝えます。

これを「炎症性サイトカイン」といい、

風邪を引き始めた時とか感染症にかかるとよく熱が出るのはこれです。

それでは食細胞のなかの「樹状細胞」は、

体に侵入してきたウイルスや細菌などの異物をパクリと食べて、

しかも細かく分解してくれ、

その喰った一部を「これが敵の正体だぞ」と掲げてくれます。

それが病原体の目印(抗体)となりますので、

これを「抗体提示」といいます。

そうすると周囲の細胞は、この目印を見て、

白血球の中でも「リンパ球」が活性化しはじめます。

そのリンパ球の仕事は、獲得免疫のほうになります。

新型コロナの場合でも、この自然免疫がしっかり働いているなら、

感染しにくくなるのです。またたとえ感染しても大事になりません。