玄米菜食 131 玄米菜食の玄米はいかなるものなのか 27 玄米を正しく食べる 06 正しい玄米の炊き方
昨日、書きましたように糖化は、
１・焼く
２・炒める
３・揚げる
の調理で
出て来るものなので逆に
４・蒸す
５・茹でる
６・煮る
ならば糖化はほとんど出ないわけです。
そこで玄米を炊くには圧力鍋が多いのですが、
まず炊飯器なら問題はありません。
圧力鍋で加熱しますと玄米に含まれている糖質とたんぱく質が結びついて糖化します。
圧力鍋で加熱すればビタミンやミネラルも半減します。
これは玄米だけではなく、穀類、イモ類、野菜、肉も同じく半減します。
圧力鍋はおよそ130度まで加熱しますので玄米に含まれる糖質とたんぱく質が
強く結ばれてしい、糖化が起こり、アクリルアミドが発生します。
しかも、ビタミンもミネラルも半減してしまうのです。
そこでこの対策は少し低温で炊ける圧力鍋は解決してくれるのです。
なぜならアクリルアミドは120度以上で発生しますので
最高温度117度のものが出てきています。
藤樹の宿では、鶴見医師のこの指摘で、このタイプに以前から切り替え、使用しています。
これまで述べてきましたように玄米の害とは
１・酵素阻害剤の「アプシシン酸」が含まれている
２・ミネラルを吸着し、排出してしまう「フィチン酸」が含まれている
３・従来の圧力鍋で炊くと「アクリルアミド」が出る
この３つの害をなくせば、玄米はまさに完全食といえます。
３つの害を取り除くのは
A・上記の１と２は玄米を長時間（１７時間）以上、水に浸しておけば、
有害物資は水で放出されます。
B・３は120度を超えないタイプの電気釜で炊く炊飯器にする。
これだけを実践していただければ、玄米の害は消え、
優れた玄米の栄養を身体に安全に安心して取り入れることができます。
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