健康リスクマネジメント 280 コロナワクチンの実態 01 コロナウイルとは何か 01 6つの型を知ること
昨年、新型コロナウイルスがパンデミックとWHOが認定した時、
効果のある予防ワクチンが出れば、次第に収まっていくと指摘されていましたが、
ようやく日本でもワクチン接種が始まりました。
しかし、私たちはこのワクチンをどこまで正しく認識しているのでしょうか。
以前から抗がん剤を始めとする日本のがん治療に異議を唱えて来られた近藤誠医師が、
最近、「新型コロナワクチンのひみつ」(2021.04.01・ビジネス社発行)を書かれています。
昨年暮れにこれまた経済評論家である船瀬俊介さんが
「コロナと陰謀」、「コロナと5G」など書かれています。
この2冊は、船瀬独自の陰謀説で書かれたコロナへの警告を読みましたが、
どれも強引な陰謀説でこのブログでは紹介できかねていました。
また本年2月に船瀬さんは
「コロナとワクチン」(2021.02.05共栄書房)を発行され、
「人体に遺伝子を注射する史上空前の人体実験」という
サブタイトルで反響を呼んでいますが、
これは先の陰謀説を継承しています。
そこで今回、280回続いたDIYファスティングで「健康リスクマネジメント」の中で
コロナワクチンの実態を書いていきます。
まず基本的なテキストは、「新型コロナワクチンのひみつ」
(2021.04.01・ビジネス社発行)です。
そして次に「新型コロナワクチン・知らないと不都合な真実」(2020.12.8・日本経済新聞出版)です。
この2冊を叩き台にコロナワクチンの実態を考察していきます。
近藤医師はそもそもメディアは正しく新型コロナを報道しているか
という疑問を投げかけています。
私も船瀬さんのような陰謀論まで飛躍するのは好みませんが、
まず基本的なコロナウイルスの知識を抑える必要があると思います。
まず、コロナウイルスとは何かです。
ウイルスは6つあります。
1・重症急性呼吸器症候群(SARS=サーズ)
肺がやられて呼吸不全が起こりますが、軽症、無症状が多く、
今回の新型ウイルスに一番、似ているといわれています。
中国で2002年に起こり、アメリカ、カナダなど世界に広がり、
8000人以上の感染で800人の死亡したものです。
ウイルスの宿主はコウモリだといわれていますが、
コウモリからハクビシンなどの動物に感染し、
これらの肉が人間が食べる食肉として売られていて人間社会に広がった
というのが定説です。
ではこのウイルスは残っているのかですが、生き残っている可能性もあり、
今回の新型コロナも同じく、絶滅はあり得ないかもしれません。
2・中東呼吸器症候群(MERS=マーズ)
1のSARSに似てはいますが、2012年中東で発見され、
中東、ヨーロッパで2000人以上の感染者が出て、800人以上が亡くなりました。
大半がサウジアラビアで発生しました。
人間に感染したのです。
では後の従来型コロナウイルスの4種類は、
風邪の原因となるウイルスです。発熱、頭痛、咳、鼻水、
のどの痛み、全身倦怠感などの風邪症候群です。