40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

玄米菜食 45 玄米菜食リバイバルを起こそう 02 「チャイナスタディ」は肉食を悪とし世界を変えたレポートである

私はNHKの「ためしてガッテン」をスタートした1995年から

ほとんど見ていた大ファンだったのですが、

2つのテーマでまったくつまずいてしまい、二度と見なくなりました。

まず、断食では、完璧なやらせ問題がありましたし、

そしてたんぱく質を肉から摂取すべきと大豆などの植物性たんぱく質を一切無視した

内容で2つとも業界を代表するような主張に唖然としたからです。

民放の放送に至っては更にひどく肉礼賛のオンパレードです。

料理の大半は肉中心のレシピであり、肉はしっかり食べないといけない、

そして朝食も卵とベーコンをしっかりと食べましょうという完璧な肉漬です。

しかし、アメリカでは、フィリップス博士の疫学研究がベストセラーとなって、

肉を食べる人は食べない人の8倍、心臓病で死んでいたという結果に唖然として、

ベジタリアンに火が付いたのです。

しかし、日本はアメリカの余剰になった肉の餌食となっています。

またアメリカに移住した日系2世、世の追跡調査で

日本食から肉中心になった彼らは大腸がんは5倍に増加していたのです。

そして遂にWHOは、2015年に加工肉は5段階評価で最強発がん物質と断定しました。

農林水産省のサイトでは、加工肉とは、

・・・「塩漬け、塩せき、発酵、燻煙、

その他香りや保存性を高めるための加工をした肉」を指し、

豚肉又は牛肉を含むものが多く、それ以外の「レッドミート」、鶏肉、臓器、血など

副生物を含む場合もあります。

「フランクフルト、ハム、ソーセージ、コンビーフビーフジャーキー、

塩味の切り干し肉、缶詰肉、食肉調製品(ソースを含む)」・・・と表示しています。

 

また、日本を支配している牛乳も「チャイナスタディ

(21世紀が生んだ「栄養学の金字塔」!「疫学研究のグランプリ」とニューヨーク・タイムズが絶賛した史上空前の大調査をもとに、「栄養学のアインシュタイン」と称される世界的権威が下した衝撃の結論―ガンは治せる!クリントン氏も愛読、米国100万部突破の大ベストセラー!あらゆる生活習慣病を改善する、希望と救世の名著といわれています)

で2倍摂るとがんが9倍に倍増という研究がなされていますので、

肉神話、牛乳神話に縛られているのは先進国で日本だけなのです。

戦後、日本はこのような動物性たんぱく質こそ、

優良なたんぱく源だと教え込まれてきましたが、

あらゆる研究で否定されています。

むしろ生活習慣病や肥満などだけではなく、不妊、結石、認知症など多くの

現代病の大半は、肉神話、牛乳神話に踊らされた慣れの果てなのです。

すでに聖書では、人は120歳までされたましたし、

創世記で人はエデンの園に住まわせ、植物しか食べてはならなかったのです。

 

追記『チャイナスタディ』について

1970年代末、中国の首相がガンだったこともあり、治療法を解明するため中国政府は1973年から1975年まで8億8千万人を対象とした12種にわたるガン死亡率に関する調査を行なった。65万人の作業員が関与するという前代未聞の途方も無い大規模調査である。このデータを元にして、中国予防医学研究所、オックスフォード大(英)、コーネル大(米)によって、更に1983年~1988年にかけて食習慣と病気に関する膨大な調査が行われた(米英中共同研究で約10億円近い巨費が投じられた栄養研究プロジェクト)。対象は中国全土と台湾から1万6千700人を対象にして「食事と健康状態、ライフスタイル、社会的経済的特徴に関する1367項目」を調査。それをまとめた書物の原書名が『チャイナスタディ』である。陣頭指揮をとったT・コリン・キャンベル博士(コーネル大学)は「栄養学のアインシュタイン」と称えられるアメリカ屈指の栄養学者であった。この中で、「たんぱく質は、史上最悪の発ガン物質である」という驚愕的事実が立証されている。