40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

玄米菜食 33 脳の毒を出す玄米食を核にした食事術 09 日本では野放しのトランス脂肪酸の危険性

デンマークでは2003年にトランス脂肪酸を含む油脂の使用禁止を決定しています。

米国では2006年からトランス脂肪酸の含有量について

容器への表記が義務付けられました。

また、ニューヨーク市では

2007年より飲食店でのトランス脂肪酸を含む油脂の使用が禁止されています。

その他、スイス、カナダ、オーストラリア、韓国、ブラジルなど、

多くの国でトランス脂肪の使用禁止又は表示義務化が進んでいます。

一方、日本では2012年になっても未だに使用禁止もなければ表示義務もありません。

すなわち、店頭に並んだ食品や飲食店で提供される料理に

トランス脂肪酸が含まれている可能性がある訳です。

しかも、表示義務がないと言うことは、

我々にはそれを知る手段がないことを意味します。

では、どうすれば

私たちはトランス脂肪酸の危険性から逃れることができるのでしょうか。

外食や弁当では天ぷらやフライ類に注意しなければなりません。

また、外食産業ではコストと食感を重視しますので、

安くて口当たりがよく大衆が好むものを作ります。

また、テイクアウトに対応するため「サクサク感」が長持ちする必要もあります。

どの業界でもいえることですが、売れないものは作りません。

したがって、常温で固まりやすいシュートニングを使用している場合が多くなります。

しかも、私たちは調理に

シュートニングが使われているかどうかを知る手段をほとんど持っていません。

特にパン、ケーキ、クッキーやポテトチップス、ポップコーン等には

大量のショートニングが使われていることが多いのです。

しかも、成分表示を見ても加工油脂ではなく

植物油を表示されている場合があり注意が必要です。

ファーストフード店のハンバーガー、フライドポテト、

フライドチキン、ピザ、ドーナツなどにも大量の油が使われています。

いわゆる、ジャンクフードと呼ばれている食べ物です。

これらの調理に使う油にショートニングがしばしば使われています。

マーガリンに含まれているトランス脂肪酸は取りすぎると危険です。

これは「狂った油」、「プラスチック食品」とも呼んでいる方もいます。

トランス脂肪酸が含まれている食品は世界的には規制される方向にあります。

しかし、日本では規制はなく表示義務さえありません。

したがって、トランス脂肪酸が含まれている可能性のある食品、

すなわちマーガリン、ファットスプレッドショートニング

それらを原材料に使ったパン、ケーキ、ドーナツなどの洋菓子、

揚げ物などには十分な注意を払いましょう。

また大豆油、コーン油などオメガ6は体内で分解されると

アラキドン酸という物質になって、免疫系、血圧の調整に働きます。

しかし、摂りすぎると

動脈硬化、高血圧、脂肪肝、自己免疫性疾患

、アレルギー疾患を起こしやすくなります。

これも安価なので加工食品や外食産業に多く使用されていますので、

摂りすぎてしまいます。

まさに外食は害食となってしまいます。