健康リスクマネジメント 212 食べない投資 12 何を避けるか 12 白もの食品群(エンプティカロリー食品)
エンプティカロリーとは、
「カロリーは高いのにもかかわらず、栄養は空っぽ」という意味です。
脂質や糖類がほとんどで、
ビタミンやミネラルといった身体に必要な栄養素が極端に少ない食品や飲料のことです。
エンプティカロリー食品を長期間食べ過ぎることは、
肥満や便秘、生活習慣病など様々な病気の原因となります。
この代表が白もの食品群です。白い炭水化物
1・白砂糖
2・白米
3・白いパン
4・うどん
5・ラーメン
6・ジャンク食品
これらを白澤卓二医師は、ソフトドラックと指摘しておられます。
白もの食品、精製食品に別れを告げないと中毒になってしまいます。
エンプティカロリー食品について、ウィキでは次のように説明しています。
カロリーが空(ゼロ もしくは 少ない)という意味だと勘違いされますが
これは間違いです。
アルコールから摂取したカロリーは優先的に消費されるとされていますが、
その他のカロリーが消費されず後回しにされるだけなので、
結果として肥満の原因となります。
エンプティカロリーはジャンクフードやアルコール飲料に多く含まれています。
精製された砂糖 (だけの食習慣) は人間の体内に取り込まれた時、空っぽ、
あるいは裸のカロリーと栄養士に評価されるものしか供給されないため、致命的です。
加えて、砂糖は、体内システムによる、消化、解毒、排出という要求を利用し、
体内の貴重なビタミンやミネラルを蝕み、排出してしまうので、何も摂取しないことよりも悪い。
問題はエンプティカロリー食品を食べれば、
その分解のためにビタミンB群をいたずらに消費するということです。
これでは栄養失調となります。
そしてエンプティカロリー食品は食物繊維も極めて少なく、
食べれば血糖値の乱高下を引き起こします。
食べると体にさらに害をもたらし、益となることは一切ないのです。
最近の糖質ダイエットは炭水化物を鬼のようにやり玉にあげていますが、
これは大きな間違いです。炭水化物とはブドウ糖や果糖などの単糖から、
構成されているものを総称して炭水化物と言います。
炭水化物には大きく分けると、体内に吸収されてエネルギー源になる「糖質」と、
消化吸収されずエネルギーにならない「食物繊維」とに分けることができます。
炭水化物の1日の摂取基準量は男女とも
1日に食事から摂取するエネルギー(kcal)の50~65%に相当する量になります。