40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

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NHKクローズアップ現代では、2016年7月20日に

「No.38412016年7月20日(水)放送された「糖質制限ブーム!~あなたの“自己流”が危険を招く~」

NHKサイトに記載されています。

その番組の内容が書かれていますので、紹介します。

 

糖質制限ブーム! 人気のヒミツは手軽さ?

 

・・今、反響を受けて、ブロッコリーカレー、ブロッコリーカツ丼も登場。

今では、販売される弁当の2割が、

ごはんからブロッコリーに変更されています

糖質制限のブームに乗って、ユニークな商品が次々と生まれています。

過熱する糖質制限ブーム。

しかし、糖質を避ける風潮によって、食品が廃棄されるという事態も起きています。

この店では7年前、野菜たっぷりのちゃんぽんを開発しました。

ところが、販売開始からしばらくたつと、

「野菜だけでいい」「麺をなくしてほしい」という要望が寄せられるようになりました。

さらに現場からも「麺を残す客が増え、廃棄せざるを得ない」という報告が相次ぎました。

日本では、振り返りますと、これまでもさまざまなダイエットブームがありました。

これを食べると痩せるといった情報に人々が飛びつきまして、

一過性のブームで終わるんですけれども、このように、次々に品を変えて出てきているんですね。

これさえ食べれば痩せられる、これさえ食べなければ痩せられる。

そのような状況、ある特定の栄養素、食品を敵と見なして、

それを食べないようにする。

それは「フード・ファディズム」という概念で説明できるんですけれども。

食べ物や栄養が、健康や病気に与える影響を過大に評価したり、信奉することです。

決して私たち、これさえ食べれば痩せられるなんていうものはないんですけれども、

そう言われてしまうと、これを食べればいいんだって言われると、

そればっかり食べるというようなことが、過去もずいぶん繰り返されてきました。

今まで、さまざまあったんですけれども、今、空前のブームとなっているのが、

この糖質制限なんですね。

そもそもどういうことなのか、簡単にこちらの模型で説明したいと思います。

糖質というのは、ごはんとか、パン、麺など、主食に含まれる栄養素のことなんです。

国は、日本人の1日にとるエネルギーの6割程度を糖質で賄うということを推奨しているんです。

脂質やたんぱく質と比べましても、比率としてはとても大きいんですよね。

この糖質制限では、ごはんを食べずに糖質を抜くとエネルギーが減って、

痩せられるという仕組みです。

簡単で、楽に続けられるというイメージがあるんですけれども、

なぜ、これほどまでにブームになっている?いろいろあったわけですけれども、

この糖質制限は栄養価計算が必要ない主食に含まれる糖質を悪者、敵と見なして、

これさえ食べなければいいんだということで、

お肉やお魚、そういった動物性食品はいくら食べてもいいというところ、

その辺に手軽さを感じて、ブームとして続いているのかという気がいたします。

(これまでのブームと違うところは?)

これまでのブームは長くても半年、

せいぜい1か月2か月3か月っていうところだったと思うんですが、

これは、もう年の単位で続いていて、

そのあたりに、糖質を一切食べないというような極端なことをやられても

困るなという思いで、不気味さを感じています。