40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

少食ファスティングの基礎 玄米菜食 83 玄米食で病を癒す 06 がんを改善する玄米食 06 アメリカを変えたマクガバンレポート

ジェラルド・フォード1913714 - 20061226日)代目として

1974年にアメリカ大統領に就任し、翌年、ベトナム戦争終結させましたが、

もう一つ重要なことは、マクガバン・レポートです。

当時のアメリカはがん、心臓病、高血圧、など生活習慣病が急増していました。

国民医療費も膨大な金額になり、世界の科学、医学をリードする

アメリカの威信に賭けてフォード大統領は、上院に「栄養問題特別委員会」を設置しました。

その委員会には食、医のエキスパートが集められ、国家的な調査を指令したのです。

その委員長は上院議員ジョージ・マクガバンでした。

他にもドール議員、ケネディ議員など錚々たるメンバーであり、

いかにフォード大統領が力を入れたか分かります。

マクガバン委員長は委員会の挨拶で

 

「がん、心臓病をはじめ多くの病気は増えている。

そして進歩したとされるアメリカの医学を活用し、

巨額の医療費が注ぎ込まれているのにアメリカ国民は病気ばかりになり、この原因を解明し、

根本的な対策をたてないことには、アメリカは病気で滅んでしまう。

われわれは何か重大なことを見落としていたのではないか。

現代の医学が進歩していると考えていること自体も間違っていたのではないか」と語りました。

 

そして2年にわたる徹底した調査結果で

 

1・がん、心臓病、脳卒中、などアメリカの6大死因の病気の原因は、

間違った食で起こる「食源病」である。この間違いを食い改めることで、

病気は予防でき、先進国アメリカ国民は健康になれる。

 

2・現代の医学はクスリや手術だけに偏りすぎた、栄養に盲目な硬めの医学であった。

栄養に片目ではない医学に変革しなければならない。

 

これがマクガバンレポートの結論です。

なんでもアメリカの後を追う日本ですが、

残念ながらマクガバンレポートとキリスト教の受容は拒否しました。

 

その結果、40年を経てもマクガバンレポートの指摘のような日本国となっているではありませんか。

アメリカはこのマクガバンレポートが出てから翌年から国家政策が

どんどん打ち出されていきました。

すぐさまアメリカ厚生省は、「ヘルシーピープル」とうい健康になるために数値目標を定めました。

つまりアメリカの健康になるためにあらゆる数値化です。

そしてその数値目標のための疾病予防、健康増進対策を体系化して、

それ以後も何度も数値化は変化していきました。

また1982年には、アメリカ国立科学アカデミーが「食と栄養とがん」という研究報告を作成ました。

食習慣の改善ががんの予防になることを明確にしたのです。