40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

断食救人類の書 172 超少食の実践編  05   なぜ少食にすべきか 05 いつから食べ過ぎが始ったのか 05  アメリカの穀物メジャーの日本支配

牛肉はアメリカの高級車、キャデラックのようだといわれます。

しかし、アメリカの高級車は、超燃費の悪い自動車の代名詞となりました。

同様に牛肉も同じで牛肉は多くの穀物を食べ、まさにキャデラックのように非効率化の象徴なのです。

もし牛肉を食べなかったら世界の飢餓に苦しむ人々は全員、

救われるほどの量を食べています。

余剰になった穀物を消費するために牛肉を消費をさせてきた

アメリカの穀物メジャーの戦略に日本ばかりか

世界中がまんまと乗せられたということが言われていますが、

農業利権はこのようなところにも出ているようです。

戦後の日本はアメリ同化政策として、食に支配を展開していき、牛肉、豚肉、鶏卵など

すべてアメリカからのトウモロコシ、大豆など大量に輸入するシステムが完成していきました。

現在、牛は肉牛が全世界で15億頭以上も飼育されています。

この牛肉依存を止めれば少なくとも地球環境も良くなり、

10億人の飢えた人々の食糧は解消されますが、

それはなかなかできないのが穀物メジャー支配の恐さです。

戦後、日本人はタンパク質が足りないというキャンペーンを展開しました。

栄養不足で肉を食べよう、卵を食べようというテレビCMを連呼し、

このような動物性タンパク質を消費させる作戦はみごとに当たり、

外食産業の中核は、ハンバーグやステーキになりました。

しかし、よく考えれば日本は豆腐や発酵食品など和食で

十分な植物性タンパク質で足りていたのです。

ある権威ある研究では、1日の必要なタンパク質は

、肉類が60g、植物性ならば30gで半分で済みます。

日本の伝統的な和食で、十分なタンパク質を摂れているのにそれを破壊した

アメリカの餌付け作戦に日本人はまんまと乗せられたのです。

同時に対日小麦戦略が展開されていきました。

つまりパンの普及です。

それは米を食うやつは馬鹿になるというネガティブキャンペーンを展開したのです。

アメリカとの戦争で敗戦した日本は、食糧難に襲われ、ララ物資の援助を受けました。

ララ物資とはキリスト教会が主宰する「アジア救済公認団体」で

「戦争で疲弊したアジアの国々を救う」という目的で結成されたボランティア団体でしたから、

その献金で無償の小麦が配給されたのです。

しかし、その背後にアメリカのしたたかな小麦戦略が仕掛けられていたのです。

その片棒を担いだのが日本のキリスト教会であったことも見逃せません。

これは私のブログ「バイブルランドin高島」で昨日から書き始めましたのでご覧ください。

皮肉なアメリカの食の支配に完璧に蹂躙された日本は

今もなおその支配はますます強固なものになり、

大量の武器購入をトランプ大統領に飲まされ、

挙句には種子法まで通過するというとんでもない食べ物の支配構造となっています。