40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

断食救人類の書 144  超少食・食事術  33 玄米食にする 30 玄米食に合う調味料16 海藻  02 海藻の効用

2・緑藻類

主要色素として、クロロフィルを持ち、体の色は緑色です。

日本では約250種類ほどが生育しています。

主に食用とされる種類は、アオノリ類、アオサ、海ぶどうなどです。

クロロフィルには抗酸化作用があり、体の老化を防ぎます。

また、体内の不要物を排出する働きもあることから腸内環境を整えたり、

コレステロールの排出を促したりと身体に嬉しい作用がたくさんあります。

 

3・紅藻類

主要色素としてクロロフィルのほか、

フィコエリスリンやフィコシアニンなどの赤い色素を持ち、体の色は紅色、黄紅色や暗紅色などです。

多くは海で採れますが、日本では、約900種類が知られているのに対し、

淡水産はわずか。主に食用とされる種類としては、

アマノリ類、テングサ類、フノリ類があります。

紅藻類特有の色素フィコシアニンは、

近年スーパーフードとして注目されている藍藻ハーブのスピルリナにも多く含まれていると言われています。

主な働きとしては、体内に溜まりやすい有害物質を体外に排出する

デトックス効果や免疫力を高める効果、抗酸化作用などがあります。

ダルスという海藻は、アイルランドが原産国で

カナダや北欧諸国で食されている海藻で、「海のパセリ」と呼ばれ、

栄養価も高いことからスーパーフードとして近年注目されています。

ダルスの特記すべき栄養価は「鉄分」で、その含有量はわかめの約9倍。

さらに造血作用のあるビタミンB12は約2倍、

鉄分の吸収を促すビタミンCも含まれているため

貧血予防や妊婦さんにも嬉しい食材と言えます。

また、海藻といえばミネラルの宝庫といわれます。

全身の細胞の新陳代謝を促進し、体温調節などをしてくれる「ヨウ素(ヨード)」、

血管壁を強くし、骨や歯の材料となる「カルシウム」、

ホルモンの分泌や神経を安定させてイライラ解消をしてくれる「マグネシウム」、

鉄、リン、カリウムなど私たちの身体の調子を整えてくれる

大切な栄養素が豊富に含まれています。

わかめを例にとってみると、カルシウムは牛乳の約7倍、

マグネシウムはアーモンドの約3.5倍含まれています。

ぬめり成分を持つ水溶性食物繊維「アルギン酸」「フコイダン」は、

糖質や脂質の吸収を抑え、コレステロール値の上昇を抑えてくれる働きや腸内環境を整える作用もあります。

真昆布を例にとってみるとごぼうの5倍も多く食物繊維が含まれています。

また、旨み成分「グルタミン酸」ですが、主に昆布やわかめに含まれているグルタミン酸には

疲労回復効果や免疫力を高める効果があるとされています。

また、料理に旨味を加えることで満足感が得られやすいことから

減塩に繋げることも可能でしょう。