40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

断食救人類の書 123  超少食・食事術  12 玄米食にする 09 白米中毒は肥満あるのみ

 
精白された白米はカロリーが高いため、カロリーがかなりオーバーしてしまい、肥満に直結します。
 
白米を食べ過ぎて過剰にカロリーを摂取しますと代謝は追いつかず、
 
いわゆる「メタボリック・シンドローム」が増加しています。
 
もちろんダイエットはカロリーを制限するカロリーオフにすればいいわけですが、
 
それでは必ずリバウンドが起こり、体重の増減を繰り返していくことになります。
 
ですから藤樹の宿が提唱しています「少食ファスティング」の玄米菜食+発酵食を少食にすることが
 
最も理想的なダイエットとなります。
 
ただいきなり白米を止めますとどうしてよいのか分らず、副食の味が濃いものを求めてしまいます。
 
白米はマイドラックそのものですが、同時に副食も濃い味付けになります。
 
つまり塩分過剰、糖分過剰です。
 
それにより高血圧、心筋梗塞などの生活習慣病を引き起こしているのです。
 
とくに塩分過剰はカラダへのダメージが大きく、
 
まず、塩分を塩麹、醤油麹に切り替えていただきたいのです。
 
調味料を麹という日本の産んだ発酵食にするだけで良いのです。
 
麹は甘みや深みが出て、味がよくなるばかりか、料理の満足感が格段とアップします。
 
これは麹に含まれるタンパク質をアミノ酸(旨味成分)に分解する酵素パワーが発揮されるためです。
 
中でも「α-エチルグルコシド」という酵素は、栄養の吸収を良くしますし、代謝もアップしてくれます。
 
発酵食の主役であります麹は、腸内の善玉菌を増やし、
 
悪玉菌を減らす乳酸菌が豊富なので腸内環境を整えてくれます。
 
腸内の善玉菌が増加しますと便秘の解消、老廃物の排泄、免疫力アップ、ガン予防など
 
計り知れない健康増進パワーなのです。
 
ただ麹の材料は白米です。
 
麹なかでも塩麹や醤油麹を食べ過ぎると塩分過剰になりますので、他の発酵食を摂取してください。
 
豆乳ヨーグルト、納豆、キムチ、ぬか漬け、ナチュラルチーズなどです。
 
そして主食は玄米にしてください。
 
どうしても玄米がカラダに合わない場合、白米に雑穀や豆類を入れてください。
 
雑穀とは、あわ、きび、ひえ、黒米、ハトムギ、押し麦などで混ぜ合わせた十六穀米として販売されています。
 
藤樹の宿では厳格な玄米菜食を食べていただき、それを実践していただくように指導させていただいていますが、
 
ただ家族の中で反対にあう方が非常に多く、家庭で2つの炊飯器が必要になりますし、
 
家庭内トラブルの元になってしまいますので、白米+雑穀もやむを得ない選択となります。
 
そして玄米を美味しく食べることが可能になるのが、発酵食なので徐々に玄米食に移行してください。