40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

ファスティング(断食)で改善可能な症状 83  難病克服体験03  胃がん手術後の腸閉塞

医師とともに考えるエイジングのカタチ「エイジングスタイル」サイトの要旨(2016.7.13アップ)
 
 がんの治療のため外科手術を受け、患部を切除するのは珍しくない。
しかし、がんが治療できても、その手術が原因で別の疾患を発症してしまうリスクもある。
子宮頸がんや卵巣がん、大腸がん、帝王切開など、開腹手術を受けた場合に起きやすい「機械的腸閉塞(機械的イレウス)」だ。
「腸閉塞」は何らかの理由で大腸や小腸の腸管が極端に狭くなったり、ふさがったりしてしまい、腸の内容物が肛門まで運搬されない状態になる疾患だ。
それがなぜ開腹手術で起きてしまうのだろうか。「手術中の出血や臓器が傷ついたことが原因となって、腸同士または腸と他の臓器が癒着して発生する腸閉塞を『機械的腸閉塞』と呼びます。
癒着によって腸管が圧迫されたり、ねじれたり、閉塞の程度は人によりまちまちです。
なかでも腸への血流が途絶えてしまうと、腸が腐ってしまうため緊急手術が必要になります」北里大学教授・北里大学北里研究所病院副院長で数多くの腸閉塞の手術を手掛けてきた渡邊昌彦氏。
「最近は術中の出血も減り、術後の早期離床(手術後に早めにベッドから起き上って動くこと)も一般的となって癒着も減りました。
しかし、やっかいなことに癒着の程度に関わらず起こるのも腸閉塞です」開腹手術を受けたからといって、誰もが必ず腸閉塞になるわけではない。
術後早くから運動をすることで腸が動けば、術直後にしばらく腸の不調を感じても、癒着を防ぐこともできるという。
厚生労働省の「患者調査」でも、2000年代以降の腸閉塞の患者数は2万人台で、徐々に減少しつつあるようだ。
しかし、発症するかどうかは個人差が大きく、実は現在でも開腹手術による腸閉塞を完璧に防ぐ方法というものはないのが現状だ。
軽い腹痛や便秘気味になる程度から、吐き気や嘔吐、腹部の膨満や猛烈な腹痛など症状は多様だ。治療は入院せずに、一時絶食するだけで済む場合から、入院して点滴したり腸にチューブを入れたりするケースもある。
ただ、共通点は、腸閉塞は突然発症するので患者の生活が大きく制限されることだ。腸閉塞が怖くて食事や外出もままならない人や、入退院を繰り返して会社を解雇されてしまう患者もいると渡邊氏は指摘する。
もう一つ注目すべき点は、がん患者であれば開腹手術で「命が救われたのだから」と考え、ひたすら腸閉塞の不安や症状に耐え続けることも少なくないことだ。
「患者さんは、日常生活もままならないけど再手術は怖い。外科医の方もあまり積極的に手術したがらない。患者はひたすら我慢を強いられる、いわば腸閉塞難民となってしまうのです」(渡邊氏)
 
 
 
 
 
甲田光雄著「朝食を抜くと病気は治る」
 
市川正一さん(35歳)の証言(146頁~要旨)
 
1995年9月に胃ガンの手術を受け、全摘手術後の後遺症で腸閉塞をたびたび起し、2ヶ月後、甲田医院で診察を受け、朝食抜きの少食断食を開始し、3年間の休職で療養し、職場に復帰できました。
甲田先生に指示を受けた食事療法を続けますと、体に明らかな変化が出て来ました。
私は肌荒れがひどい状態で吹き出物も多くありましたが、この療法を始めて2ヶ月後になくなりました。
そして目覚めもよくなりました。身長177㎝、体重70kgが47kgまで減り、腸閉塞が次第に少なくなったのです。
腸閉塞の繰り返しでしたので何回も入院しましたが、6年後にまったくなくなりました。
また胃ガンの再発もなくこうした食事療法ができたことを感謝しています。今も朝食を抜いて玄米菜食をしています。
また青汁も毎日飲んでいますし、昼のお弁当は、玄米おにぎり、豆腐、ふかしたカボチャを持参しています。
また早起きの習慣もつきましたし、早朝からよく読書もできます。午前中はとくに体も軽く、快適なので難しい仕事は午前中にするようにしています。
間食で甘いものた果物を食べ過ぎたりすると体調はあまりよくありません。
今後も朝食抜きの玄米菜食を続けていきます。
 
 
 
【甲田医師のアドバイス
 
病気に不安がなくなることは人が生きていくうえで大きな意味があります。
市川さんは胃の全摘手術後、食事療法を厳格に守って、ガンの再発の不安から逃れることができました。
「少食に病なし」です。
 
 
 
藤樹の宿コメント】
 
私の友人で子宮の全摘手術を受け、術後も苦しみ、普通の食事をしていたところ再発されました。
甲田先生に指示されたような食事療法をされたら良かったと思っています。
藤樹の宿では、甲田療法の食事に加えて、スムージ、発酵食の少食なので、しっかり藤樹の宿で体験し、自宅で生涯、続けていただくように支援させていただいています。
まさに甲田式食事療法なら、病なしどころか病を永久に追放です。