40日ファスティング経験者の本音!

ファスティング(断食)の素晴らしさやファスティングの正しい方法、効果などを紹介しています。

ファスティング(断食)で改善可能な症状 58  慢性腎炎(子ども)の克服

「奇跡が起こる半日断食」220
 
柴田しゅん君(小学1年生)の母親手記 (要旨)    
 
息子のしゅんが小学校1年生の時、学校の集団検診で、尿たんぱくが出ていると言われました。
病院で慢性腎炎と診断されました。
そして入院もしながら薬物治療を始めました。
症状は全くなく、疲れもありません。ただたんぱくの混じった尿が出るだけでした。
私なりに勉強してみると薬が効いているうちはいいが、そうでなくなると腎不全になるということが分かりました。
1年間、相当きつい薬を飲みましたが尿たんぱくはマイナスにならず、小学校2年生の時に甲田先生のことを知り、先生の診断を受けました。
そして玄米、豆腐、煮野菜中心のメニューを渡され、学校給食は食べず、弁当持参させました。
それでも症状はいったりきたりでしたので、小学校6年生夏から生菜食を始めました。
このようなきつい半日断食のメニューを治るまでするのかと思うと暗い気持ちになりました。
みんなこれで治るというのに、もし、うちの子が治らなかったと弱気になってしまいました。
でも病気になったがゆえに見えてくるものがありました。
甲田先生は、「病気はクセ治しだよ」と言われました。
食事、気持ちのありよう、すべてが生活習慣にならないと病気は治らないという意味です。
そして息子のしゅんは忍耐強い子供になりました。現在14歳ですが将来が楽しみです。
 
 
 
【甲田医師のアドバイス
 
現代医学では慢性腎炎を治す決定的な治療方法はなく、難病とされています。
しかし、半日断食や本断食で完治したケースは数多くあります。
腎機能は、早朝、起床の時から正午にかけて活発化し、夜間には低くなります。
このように1日のうちに変動があり、朝食を抜いて、水分をたくさん摂取する朝断食は、午前中に排泄を促してくれますのでまことに理にかなっているわけです。
ただし、相当、進行した慢性腎炎は注意が必要で、半日断食できない場合もあります。
 
 
 
藤樹の宿のコメント】
 
しゅん君の場合、お母さんと忍耐強く二人三脚で甲田方式を実践されました。
藤樹の宿にも親子で体重が相当ある息子さんが来られました。
このままでは肝硬変に間違いなくなるという医師の警告を受けてのことです。
カウンセリングをしましたが、息子さんはなかなか断食療法を受け入れがたいようでした。
6年間、しゅんくんのような忍耐をともにされた母親は凄いです。
藤樹の宿でも更なる忍耐をもってカウンセリング技術を磨いて、少食ファスティングをスムーズに導入できるように、システム化していきたいと考えています。