ファスティング(断食)で改善可能な症状 09 高血圧
Yahooヘルスより
【1・どんな病気か】
日本人の高血圧の患者さんは3000万人以上にも及ぶとされ、代表的な生活習慣病(成人病)のひとつになっています。
全体では成人男性の約45%、成人女性の約35%が高血圧になっており、年齢とともにその罹患率は上昇しています。
高血圧は心血管病の主たる危険因子であり、生命予後に大きな影響を与えることが明らかになっています。
【2・原因は何か】
90%程度が原因不明の本態性高血圧で、残りの約10%が何らかの原因で高血圧になっている二次性高血圧です。
本態性高血圧は、生活習慣の乱れや遺伝素因、加齢などが相互に関連し合って発症すると考えられています。
【3・症状】
一般に、高血圧自体が何らかの症状を引き起こすことはないと考えられていますが、軽度の頭痛、頭重感や倦怠感けんたいかんなどを訴えることがよくあります。
これらの症状と血圧の因果関係は明らかではありません。放置すると致命的になる状態の高血圧では、激しい頭痛、意識障害、けいれん発作、呼吸困難など重い症状を示します。
このような状態では、通常、最低血圧が120mmHgを超えています。
【4・検査と診断】
正確な血圧測定のためには、水銀血圧計を用いて聴診法で測定します。
最低5分間、座位安静にして足を床におき、腕を心臓の高さに保って測定します。
少なくとも2回の測定を行います。
高血圧と診断されれば、生活習慣のチェック、脂質異常症や糖尿病などの他の心血管危険因子の合併確認、二次性高血圧の精密検査、心臓・脳・腎臓・眼といった高血圧の影響を強く受ける臓器の障害の程度を評価するための検査が行われます。
【5・治療の方法】
本態性高血圧と二次性高血圧とでは、治療法が大きく異なります。
前者では、重症度に応じて、生活習慣を改善して経過観察するものから、降圧薬を中心とした薬物療法に生活習慣の改善を加えたものになります。
【甲田医師の対策】
降圧薬で無理やり血圧を下げる必要はありません。
半日断食で十分です。
【藤樹の宿コメント】
藤樹の宿に来られるシニア層の方は血圧降下剤を飲んでおられます。
それは医学の常識とされていますが、果たしてそうでしょうか。
現代医学はこのクスリを安易に出し過ぎです。
人間には自然回復力が備わっています。
そのために藤樹の宿で半断食(藤樹の宿独自のメニュー、発酵薬膳ファスティング)をすれば正常に戻る方が多いのです。
血圧のクスリ漬けの方には、まず薬からの脱出を試していただいています。